杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

マイケル・ホンダ議員て誰??

2007-03-15 09:45:07 | Weblog


 もう10日ぐらい前になるけどフジテレビの報道2001にホンダ議員がTV電話を通じ登場したときに黒岩氏の質問が稚拙であったとしてブーイングを受けていたが、良く考えてみると、あるいは一寸質問を変えれば極めて正当な質問に変わっていたようにもおもう。
 いまさらなんで、ブログではもう済んだ話題といわれるかもしれないが、記録という観点でも良いから残しておこう。

 慰安婦問題に係らず日本人、日本政府が歴史問題を扱うときはいつも問題をあいまいに、そして先送りにしてきていることに原因があり、それが国際社会を何時までも苛々させており、はっきりと論理的に処理しないと後を引くことは、誰もが感じていることであろうとおもう。

 又、ホンダ議員がアメリカ人であり、中国・韓国系アメリカ人の支持基盤で議員生活を営んでいるのであれば、その支持者の意見に耳を傾けざるを得ない事情も理解したい。

 しかしである、如何にアメリカ人となるためとはいえ、あるいはアメリカに生まれたが故に、これまでのアメリカ社会に自らの先祖の社会をいやしめるような議員がいたのであろうか?
 勿論、経済問題を含め日米間の問題についてアメリカの側に立つ日系アメリカ人が存在したことはあるが、そういった人を指しているわけではない。

 私は今ここでホンダ議員についての判断は避けるが、彼の今後を見守ってゆきたいとおもっている。と言うのは、幾ら自由の国アメリカとはいえ、自分の先祖を賤しめるような人物が議員として何時までもあり続けるとは思えないからだ。そして、嬉しくないシナリオではあるが、もしそういう社会に変わって行くならアメリカが可笑しくなっていると言う事であり、恐らくその兆しは他にも見えて来るだろう。常識的に行ってホンダ議員の行動は理解に苦しむ、今のままの彼が今後も彼なら「魂を売った男」と考えざるを得ない。
そんな男の行動をアメリカ社会のなかの日本人として見られ、日系アメリカ人の主張する「強制連行」は事実に違いないなどと思われるのは誠に迷惑至極である。それだけでなく、「先祖まで賤しめるのか、日本人は」と思われることはもっと迷惑でもある。しかし、残念ながら打つ手はない。そう、黒岩氏には折角の機会だったのだから、もう少し考えて質問して貰いたかった、とでも言うしかない。

 と、昨晩かいたら、今朝15日の産経、ワシントン古森記者がホンダ議員についての記事がでた。
    
    中国系献金突出 昨年11万ドル 反日団体と連携とある。

「米国議会で‘慰安婦’問題での日本糾弾決議案を推進するマイク・ホンダ下院議員がこれまでの選挙で中国系からの政治献金への依存度が異様に高い事実が14日までに判明した。中国系献金者には中国当局ともつながる在米反日団体の幹部たち多数が名を連ねており、ホンダ議員自身の日本の‘戦争責任’追及には長年、これら中国団体との密接な連携があったことも明らかとなった。」とある。
 一方、韓国の団体からの献金は少なく、米国での韓国系勢力の組織的な動きは殆ど伺われない、と報じている。

 3面にも続く記事は、「中国の‘意思’色濃く反映」と題し、ホンダ議員は中国系団体の慰安婦問題に限らず南京虐殺、細菌部隊等の日本の戦争犯罪を糾弾するという意向に沿って、2001、2003,2006そして2007年と連続して慰安婦問題で日本政府に謝罪を求める決議案を提出してきた。この背後には中国当局の在米団体を通じての日本の道義面での弱体化や日米離反という政治意図がにじむとしている。
 
 こうしてみると中国は自国には影響がすくない慰安婦問題すらをてこに日本をゆさぶり、あとの続く南京事件への布石を打ってきていることが良く理解できる。だから日本は慰安婦問題でうかつなことは出来ないことも確認できた。
又ホンダ議員とは何者かも、良く理解できた。中国のカネにころんだ日系アメリカ人ということであり、日本に存在する屈中派議員と同じ存在である。