テロ・災害・大事故・事件ウォッチング

世界のテロ・災害・大事故・事件を記録。時には軍国主義・米国・原発推進に追従的だった報道、政治や社会に批判的な記事を!

9月例会は実に面白かった!「人民日報」で日本語版編集部翻訳スタッフのお話を聴く

2010年09月25日 05時56分00秒 | 記事
「人民日報」で日本語版編集部翻訳スタッフの

 吉村澄代さんの話をジャーナリズム研究関西の会で聞いて頂いた。

 筆者も参加してお話をうかがった。

 以下に少し内容に触れさせて頂きます。

-------------------------------------

 中国のニュースはほぼ全部を新華社が提供しているそうだ。 

 一番人気がある新聞は夕刊紙の”北京晩報”で超人気とか。

 新聞は中国では年間440億部発行されている。 

 実にすごい!(日本の十倍?)

 中国人は学校教育などで日本人を嫌う傾向だが、

 実は大変日本の文化や商品が大好きで、

 反日デモをするのは”あぶれた”失業者・不満者の一部で、

 映像で実に沢山に見えるのは

 野次馬根性が盛んな一般の見物人を含めて撮影する

 日本のマスコミ報道の欠陥。

 それが誤解を産む面があるそうだ。

 中国人は社会主義を理念とする共産党を

 社会のかねめとして信頼している。

 新華社のニュースはすべて党の管理下にあるようだ。 

  限りなく資本主義に近い経済は党の管理で統制。

  環境問題や農業、資源管理は党の指導がきちんと行き渡り、

  この点は大規模な社会主義的計画経済で感心する。 

  今回の領土問題の船長逮捕劇、

  若い大臣が粛々と正義を貫くと主張するだけだと反感を買う。

  仙谷・小沢さんらが言うとニュアンスが違う。 

  年配者は大いに尊敬されるのが中国社会。 

  それと鷹派の前原さんは不人気で評判が良くない。 

  強硬姿勢の米国や親米的菅内閣への中国の姿勢も背景にあるようだ。

  ケイ・イシカワ記


コメントを投稿