豊島区南長崎で戦後まもなく商売をはじめた大浦さんは、地元でも商売熱心で、商店会や町会の仕事もすすんで行う地元の有力者である。 10年前に地主から明渡しを求められ、相談ができ、信頼できるところといって組合に入会した。その後、地代の受領を拒否され、供託をしていた。 途中、地主の相続人が不明になるなどしたが、昨年、相続したという息子の代理人が訪問し、底地を買い取らないかと申し入れをしてきた。 その条件は、更地価格の借地権割合、未払いの更新料、供託していた地代の差額分を提示してきた。大浦さん組合と相談し、底地を買い取るならば、地主の代理人が示した金額の半分ぐらいならばということで、交渉した。 当初、金額の譲歩は出来ないといっていた地主の代理人も、昨年の10月に大浦さんが示した条件で売買することに合意した。大浦さん「組合に入会してがんばったおかげです」と語った。
城北借地借家人組合 無料の電話相談は 03-3982-7654 (月曜から金曜の午前10時から午後4時まで) 東京都豊島区西池袋5-13-10-101
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