上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

冬の終わりに。

2013-03-22 20:45:20 | 雑影
いまさら冬の終わりなどといわなくても今週はまさに春、といった一週間でした。
カワヅザクラが散り始め、ソメイヨシノもほころび始めました。
梅の花もまだ咲き残り、ナノハナや名も知らぬ草花も一斉に春を謳っています。

春の訪れは待ち遠しい。
けれども、冬の間楽しませてくれた鳥たちともそろそろお別れが近づいてきている。

土曜日のこと、利根川ベリを散歩していて川面を眺めると、一羽のカモが浮かんでいた。


渋川の林道のあるダム湖でよく見かけるホシハジロのようだけれども、ちょっと違うような・・・
この日は朝方、曇っていたので色がはっきりしない。


彼方を飛ぶカモメの仲間もどこにいるのかわからない。

川面の遠くを眺めると、


彼の仲間が群れを成している。
これだけ暖かくなってくると、分厚いダウンジャケットを着ている彼らにはちょっと暑くて大変な季節だろうなあ・・・

・・・と、手前のカモが僕の気配に気づく。

水面を波立たせて、群れのほうへと向かう。
・・本当に彼らは人の気配に敏感だ。
「カモがネギ背負ってやってくる」と言うけれど、ネギを背負う方がやってくるよりもありえるんじゃないかと思うほど。


風が強い日が多いこのごろ。
この朝は殆ど風がなく、利根川の川面はまるで鏡のようにカモの姿を映す。

家に帰って調べると、このカモはヒドリガモが近いような・・・

この冬はあまりカモには会えなかった気がするけれど、ホオジロガモやカワアイサなどさらに会うことが少ないカモたちに出会えた。
ヒドリガモくんも、この冬初めて出会った。

翌朝、もう一度利根川へ行ってみるとまだそこに彼はいてくれた。

風は強いけれどよく晴れていたので、色が前日よりもはっきり出ている。
眉間に色が淡い部分があるのがホシハジロ君たちとは違うところ。


遠くの群れも美しい。

そろそろ、北へ帰るころでしょうか。

106週間

2013-03-22 20:28:29 | その他
東北地方太平洋沖地震から106週間。

強い風は吹くものの、春らしい陽気になってきた。
カワヅザクラが満開を迎えたかと思えば、ソメイヨシノが深谷でも前橋でも開く。

二年前の今頃はまだソメイヨシノは開かず、僕は春が来るのを今か今かと待っていた。
あの頃はまだガソリンが足りずガソリンスタンドに長蛇の列が出来ていた。
僕は自転車通勤を始め、畑仕事にはトラクターではなく鍬を担いでいった。

そんな中、かき菜の出荷自粛があったのも今頃だったか。

あれから二年。
僕は春の味覚、かき菜を味わっている。

マエバシ ソメイヨシノ サキマシタ

2013-03-21 20:36:49 | 上州の道
昨夜からの強い風が吹き続け、まるで冬が帰ってきたような一日でした。
それにしても、今年は強風がとんでもなく強い日が多すぎませんか?
気温の乱高下は体調管理には大敵です。

さて、昨日のこと。
深谷のソメイヨシノが開き始めた記事を書いた。
出勤前に勤務先そばの公園に寄ってみる。

もしかしたら咲いてないかなあ・・・・

あ!!


一輪開いている。

それにしても今朝の風は強すぎで・・・・


ピントが合わない・・・

何とか風の弱い時間帯を狙って・・・



青い空に

ソメイヨシノの白い花弁が映える。
それにしても、今年はやっぱり花が早いねぇ・・・


まだ硬い蕾が多いけれど、もうすぐ目を楽しませてくれることだろう。


今日のオマケ。

真ん中辺りに何かいるんだけれど・・・・
何だろう?



ジョウビタキ♂。
今年はたくさん遊んでもらったけれど、そろそろお別れだろうか?

それにしても、何をしに水辺にやってきたのだろう?

あれ?

水の中に入っていない?

そして・・・


ばしゃばしゃ!
お風呂にきたんだねぇ。
日本を出る前に、綺麗にしてるのかな?

向こうに帰ったらすぐ、恋の季節だもんねぇ。
がんばんなよ!




もうすぐ、前橋に春がやってきます。

ソメイヨシノが咲きました。

2013-03-20 18:05:14 | 武州の道
今日は春分の日。
日差しは少なかったものの、暖かな一日になりました。
春の彼岸のお参りに渋川の実家へムスメさんを連れて行ってきましたが、相変わらず、彼女の辞書には「気後れする」はないようです・・・

さて、3月17日の段階ではまだまだ固い蕾だった深谷市内のソメイヨシノ。
ここのところ暖かだったので咲いたのではないかと思い、実家に向かう前に散歩が寺偵察に。
片手にムスメさんを抱いているので近所の公園へ・・・


・・・さあ、どうかな?


!!
数輪、


十数輪。

わずか三日ほどの間に、一気に開いたようだ。
ソメイヨシノが咲く春本番という気がするけれど・・・
ちょっと早すぎないかなあ・・・

こちらは、別の場所。


ソメイヨシノではなく山桜の仲間、かな?


実家に向かう車の中からは、ほかに枝垂桜の開花した様子も見えた。

あまりに厳しく、長い冬から解き放たれたとたんに季節の箍が外れてしまったようです。
梅、カワヅザクラ、ソメイヨシノ、枝垂桜、山桜、辛夷、ハクモクレン。
ナノハナ、スイセン、ヒメオドリコソウ、ハナダイコン・・・
いろいろな花が咲き乱れています。
百花繚乱、とはこのことを言うのでしょう・・・・

実家の渋川の方では、ようやくカワヅが咲きはじめたところのようです。
白井宿の八重桜祭り、今年は花がきちんと咲くでしょうか・・・


今日のオマケ。
モズ君でした。

利根川の春。

2013-03-19 20:05:51 | 利根川の自然
昨夜は雨も風も強く、朝起きると階段の踊り場がぐっしょりと濡れていました。
しかし、この時季の黄砂やら花粉は非常にしぶといようです。
車の屋根やフロントガラスの汚れは殆ど落ちていませんでした。

今日は今日で今年二度目の夏日。
今年はいったいどうなっているのか・・・

さて、土曜日のこと。
利根川の対岸の潅木が

随分と芽吹き、緑が濃くなってきた。
本格的な春ももうすぐ。

堤防の南面は日当たりもよく、

ナノハナが随分とほころんできた。




もうそろそろ、菜の花畑に入日薄れ見渡す山の端霞み深し・・・が
似合う季節になってきた。



利根川自転車道を歩いていると、一羽のツグミがナノハナの株元に佇んでいた。
春がやってきて故郷へ帰る。
その前に日本の春を芽に焼き付けているように見えた。
あんまり風情が良かったので一枚。



・・・シャッターを切った瞬間、僕の後方からやってきたロードレーサーに驚いて飛び立ってしまった。

・・・これはこれで絵になった、かな。

昨夜の雨でようやく咲いたカワヅザクラは散らなかったでしょうか。

春眠暁を覚えず
処々啼鳥を聞く
夜来風雨の声
花落つること知る多少

花はどれだけ散ったのでしょうか?
この時季の雨は、一雨ごとに春が広がっていく気がします・・・・