上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

シナガチョウ?

2013-02-23 16:51:31 | 雑影
今日は渋川の実家に畑仕事の手伝いに行っていました。
朝の冷え込みはやはり深谷の比ではありません。
凍てついた畑が溶ける前にいつものように鳥を見に行ってきました。

まずは吾妻川へ。
風が強かったせいか、あまり鳥たちが見つからない。
笹原の小道を抜けると、いつもカモたちがたまっているのでそこに行ってみる。

ただ、それは諸刃の剣。
笹原は川面間際まで続いており、風を避けるように笹寄りにカモたちが固まっていることが多い。
と、言うことは気づかれた瞬間に飛ばれてしまうわけで・・・

今朝もやっぱりそこにカルガモの群れが固まっている。
その中に一羽、以上に大きな一羽が・・・


奥にいるカルガモがとても小さく見える。


大きさからすると、ガンの仲間と思われる。
ガンの仲間はめったにみることがない。
大規模な飛来地に行くわけではないから。


カルガモの群れに紛れ込んでいたのはこの一羽だけ。
飛ばずに泳いで対岸を目指す。

以前に深谷の利根川ベリでマガンを一度見たけれど、それとは随分違う・・・
ほかにガンの仲間と言えば・・・ヒシクイ?

深谷の自宅に戻って図鑑を見ると、シナガチョウが一番近いかな?
シナガチョウは家禽で、いわばカモに対するアヒルのようなもの、とのこと。

何処かで飼われていたのが飛んできたのか、野生化していたのか・・・
ちょっと(かなり)がっかり。


手前のカルガモがまるでコガモのように見えることから大きさがわかる。
いや、コガモどころかカイツブリに見える・・・

そうこうするうちに対岸に到着。

この辺りの川幅は広くないから対岸でもくっきり撮れる。

マガンだったら嬉しかったのに・・・・

深谷市の火の見櫓 その1

2013-02-22 21:40:28 | 屹立建造物
「屹立」・・・聳え立つこと。

久々に新しいカテゴリーを立ち上げてみました。
僕は垂直方向に伸びる建造物をみあげるのが結構好きです。
本来は、上州や武州の道のカテゴリーで取り上げればよいのですが、数が増えるとぐんまちゃんシリーズのように管理が大変になりそうなので・・・

今回ご紹介するのは深谷市内で見つけた火の見櫓。
火の見櫓といっても若い人にはわからないかもしれません。

火事が起きたときに知らせるための櫓に立てたられた鉄塔です。
昔は防災無線による放送など出来ませんから、災害を知らせるためには狼煙を上げるか音で知らせるしかありません。
そこで、高いところから半鐘を叩いて災害を知らせたと言うわけです。

もちろん、現在ではどんどん数を減らしています。
僕が小学生の頃は通学路にもあったけれど今はありません。

上州の前橋や高崎はもとより、渋川辺りでも殆ど見かけなくなった火の見櫓。
深谷市内では結構見かけます。
もちろん、中心部ではなく周辺の田園地帯に多いのですが・・・

それでは、ご紹介。
まずはこちら。



こちらは深谷市明戸地区の火の見櫓。
半鐘がついているのが確認できる。


櫓の先端には避雷針がついていて、屋根はない。
屋根の骨組みは残っていて、先がくるりと丸まっている。
こちらは防災無線やサイレンがついていて、現役で役に立つタイプ。

櫓の根元には地蔵堂が建っていて、そこには

「明戸村消防団第十部 大正十四年三月」の文字が見える。
代替わりしているのかもしれないけれど、90年になりなんという歴史があるようだ。
明戸村、と言うからには昭和の大合併よりは前なのはわかるけれど、まさか大正年間とは・・・
それにしても地蔵堂が煉瓦製というのも深谷市らしさを醸している。

もうひとつ。

こちらは僕がよく行く利根川ベリから見える火の見櫓。
上のタイプのものと形はよく似ているけれど、微妙に違う。


第一に屋根が現存している。
しかし第二に、半鐘がない。
第三にスピーカーやサイレンもない。
これではいざと言うときに役に立たないのでは・・・

解体するにも費用がかかるし、取り壊すのも大変、と言うことだろうか。
しかし、老朽化が進むとそれはそれで危険ではないだろうか。

大きな災害が起きたとき、電気が止まってしまったら半鐘は案外役に立つのではないだろうか。
そんな意味では火の見櫓も残っているといいのかな、と思う。

子供のとき、「ひのみやぐら」と聞いて「日の宮蔵」の漢字を思い浮かべていたのは内緒の話。
いや、通学路の火の見櫓が農協の倉庫の脇に立っていたものですから・・・

それにしても、マンホールシリーズ以上にマイナーなカテゴリーになりそうです・・・・

いつかのオオタカ。

2013-02-22 21:20:26 | 雑影
今週は撮りだめた画像があまりなくて、しばらく前の画像を引っ張り出して見ます。

2月の始め頃だったと思うけれど、利根川ベリを歩いていたときのこと。
はるか遠くの木立に二つの影が見えていた。


画面中央と右上にそれぞれ、なにやら大きめの鳥が止まっている様子。
これでも換算600mmで引き寄せた画像。

右上の影はずんぐりしているからなんとなく想像がつくけれど、ここからはトリミングして。



やっぱり右上の影はノスリさんっぽい。


うん。
やっぱりノスリさんだね。
黄色いあんよが見えている。
そのふわふわの羽毛ジャケットを貸してくれないかなあ。
今年の冬は寒いんだよね。

中央の影はノスリさんに比べるとスマートで、おなかが白く、背面が灰色。
オオタカさんかな?


顔ははっきり見えないけれど、白い眉が見える。
ノスリさんと比べると、やっぱり凛とした風格が漂う。
オオタカさんにはあまり会えないから、離れていても嬉しいね。

二種の猛禽が仲良く(?)同じ木にとまっていました。
出来ればもうちょっと近くの木に、2羽が近づいてとまってくれると嬉しいんですが・・・

102週間

2013-02-22 21:10:48 | その他
東北地方太平洋沖地震から102週間。

今週も厳しい寒さが続いている。
本日の通勤時の気温は車の外気計で-6℃。
深谷で-6℃を記録することは珍しい。
少なくともこの冬では初めてのことだ。
暦の上では春になり梅の花も咲きだしたけれど、まだまだ暖かい季節は近づいてこない。

この一週間転倒の後遺症におびえていたけれど、今のところ気になる症状は出ていない。
自らの不注意が原因とは言え、娘の身を守れたのは最低限のことが出来たのかと思っている。

あの頃授かった命を、大事にはぐくんで生きたい。

小河川の鳥たち。

2013-02-21 20:02:43 | 雑影
今日も寒い一日になりました。
日差しがあっても吹き付ける風がねぇ・・・
風向きが東からだったのに冷たかったです。
そういえば、帰りの気温が一度でした。

さて、土曜日。
動物公園に出かける前のこと。
利根川からの帰りに普段は寄らない田んぼの中の小河川に寄ってみました。


タヒバリ。

三面張りの護岸がぼろぼろ・・・


このぼろぼろのところをぴょんぴょん移動する。



あんまり似てないけれど、


タヒバリさんとセキレイさんは近い仲間なんだよねぇ。

お世辞にも綺麗とは言えない小河川に、


スズメさん。


ツグミさんもやってきた。

このツグミさん、僕の方を見ながらちょっとずつ移動する。




なんだか羽だけが目立つ一枚になった。
これでピントがきていればねぇ・・・


モズさんも久しぶり。
そういや、むかーし、こんな河川でもカワセミが飛んだっけ。

いつになったらこの冷たい風が止むのでしょうか?
上州で春になったら寒風が止むのではなく、寒風が止むから春になるのでしょうね。