秋の七草（葛）

本日は渋川の実家にて、迎え盆をしてきました。
お墓で藁に火をつけ、ろうそくでその火を自宅に持ち帰ります。
家に帰ったら、その火で藁に火をつけて迎え火とします。

ご先祖様は（といっても曽祖父からですけど）、無事に帰ってこられましたかね？
実家で祖父の遺影をニコニコしたムスメさんが指差したときにはちょっとびっくりしました。
会ったことがあるような顔をしているんですよね。
いや、見えているのかな？

さて。
お寺（双林寺）に行く前にちょっと実家周辺を散策。

すると・・・



竹薮が葛の蔓に飲み込まれている。
人手が減っていく田舎では、こういう光景はよく目にする。
僕の実家の庭もだんだん自然に飲み込まれつつある・・・

・・・ん？



あ、葛の花が咲いている。
葛って秋の七草だよね？
確かに立秋は過ぎたけれど、猛暑日がずっと続いている・・・


この鮮やかな紫は印象的。

秋の七草、後は・・・ハギ、キキョウ、オミナエシ、ナデシコ、オバナ・・・後なんだっけ？
ああ、フジバカマだ・・・




草むらではカメムシ君たちが命をつないでいた・・・

さて。
ムスメさん。
今日は実家でおはぎを一つ、ウドンを一玉（こちらではひとぼっちといいます）、卯の花、・・・健啖家振りを見せつけ、母を驚かせたのでした。
いや、ホントによく食べました。
お腹がぽんぽこりん。
それにしても、ムスメさん。
誰に向かってお辞儀を繰り返していたのかなぁ？
そっちは仏壇しかないんだけど・・・