心證寺住職のブログ

諸天昼夜 常為法故 而衛護之 諸天善神に護られて

四摂法と六波羅蜜 1

2020年01月02日 | 法華経

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

法華経の十二番目の話「提婆達多品」に「四摂法(ししょうぼう)」という言葉が出てきます。物事がうまく運び、人びとを助けるための四つの方法です。

布施 物でも心でも自分のものを人に惜しみなく分け与える。
愛語 やさしい言葉をかける。
利行 人のためになる行いをする。
同事 同じ立場で一緒に行う。

ああ、なるほどなと思います。

昨年は自然災害のとても多い年でした。困っている人を見過ごすことはできないからと、ボランティアで災害復旧に駆けつける方がたくさんありました。「つらかったですね」「怖かったですね」「大変でしたね」「頑張っていきましょう」と声をかけ(愛語)、食料や衣服、日用品などを分け与え(布施)、被災者の方と一緒になって(同事)、浸水で使えなくなった家具などを片付け、困っている人たちを助けていました(利行)。

人ととして当然の行為ですとボランティアの方たちは言いますが、仏の教えにかなった行いです。

普段は意識することがなくても、仏教は、私たちの行動や考え方の根本にしみこんでいます。

人々を助けながら自分も仏の道を求めていくことを「菩薩行(ぼさつぎょう)」と言い、仏教で一番大切な教えです。「忘れてしまっている、かまっていられない、自分にはもっと重要なことがある」と考える人もいるようですが、大切にしたいものです。

続きます。

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