Chateau Grand Vin日記

◯◯◯プロデューサーJの日常のつれづれ

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

La Table de Paradis~ラ・ターブル・ド・パラディー(那覇市)

2009-10-30 00:05:29 | Weblog
 La Table de Paradis(ラ・ターブル・ド・パラディー)、つまり「楽園のテーブル」という美しい名を冠するフレンチ・レストランに初めて訪れたのは半年前のことである。
 ランチセットをいただいたが、「沖縄県産の野菜を使った本格的な前菜」 「下仕事が丁寧に施され、絶妙な火加減でソテーされた旨味たっぷりの牛肉」 「そのクオリティーに対する1,000という値段の安さ」に驚き再訪を決意したのを覚えている。

 いずれ、名うての料理人であろうとは思っていたが本日、二度目の訪問でシェフ(奥様)とホール担当兼ソムリエ(ご主人)の華麗なる経歴を知るに至り襟を正されることとなった。

 シェフ、井上智(とも)さんは神奈川県川崎市出身。年齢30歳前後。19歳の時、調理師学校に入学し、卒業後、世田谷区のメゾンレストランの名店「アシエット」にて6~7年勤務され、フレンチの基礎をみっちりと学ばれた。
 因みに、このアシエットのマスターシェフは、あの「アラン・デュカス等の一流料理人を輩出し、厨房のピカソという異名を持つアラン・シャペル」で修業された方である。

 その後、シェフの紹介によりフランスに渡り、リヨンのMOF(フランス版 現代の名工)ジャン・ポール・ルシュバリエ氏が営む「サンタルバン」でクラシカルなフレンチを学び、ボーヌの一つ星グランメゾン「ジャルダン・デ・ランパール」でモダン・フレンチを学ばれた。

「料理人としての幅を広げる為に変化が欲しかった」と。


 一方、井上政紀さんは智さんに先駆けて渡仏し、リヨンの世界遺産地区にある四つ星ホテル「クール・デ・ロッジュ」のレストラン部門にて勤務され、その後、そのレストランから独立した二つ星レストラン「ニコラル・ベック」にてフロアサービスやソムリエ業を学ばれた。

 そして、このお二人に共通して言えるのは、フランスでの修業時代が「研修」という名の「無給での体験学習」ではなく、サラリーをもらった上での、れっきとした「厳しい勤務」であったということである。

 帰国後、お二人は政紀さんの生まれ故郷である沖縄の名ワインバー「ラコール」にて二年間勤務され今から二年半前に当店を開店されたという訳である。

 「肩肘張らずに」「日常使いができて」「しっかり食べて」「しっかり飲んで」「価格はリーズナブル」というコンセプトで作られた店。
 
 本日いただいたのは「本格的な美味しいキッシュ」と「地鶏肉のソテー」のランチセット(パン付き)に
「ジャガイモのポタージュ」(+200円)
「ブランマンジェとソルベ」(+200円)
「ホットティー」(+200円)
をプラスしたものである。これでも、トータル1,600。大阪では有り得ない「そのクオリティーと料金」に大変満足したのであった。
 
 夜は夜で、やはりリーズナブルなアラカルトとコース料理、そして良質なグラスワインが用意されている。
 
 開店から日が浅く、まだ充分に認知されているとは言えないが、着実に口コミ客は増えている。 ラ・ターブル・ド・パラディーがその名の通り多くの沖縄在住(滞在)の方達にとっての「楽園のテーブル」となる日も、そう遠い話ではないだろう。





「La Table de Paradis」
沖縄県那覇市泉崎2-1-7 ユメトピア泉崎 1F

TEL 098-831-6422
コメント   トラックバック (1)