だせなかったLove Letter:45

2011-11-10 | 自作小説:私小説
僕は、いろんな人から情報を集めた。
そして、わかったこと。

先生を殴った。
そして、T瀬は自宅謹慎になった。

致命的な出来事だ。

僕は昼休みが終わると、早退して、T瀬の家に向かった。

助けたかった。
奴の力になりたかった。
純粋に、それが出来ると思える年頃だった。

T瀬の家に行くと、
そんな幻想に囚われた、僕のような人が、
既に、彼の家に集まっていた。



気づかなかったが、救いを求めている、そんな人たちがいた。
僕の周りにたくさんいた。

そして、そんな男たちが、集まり始めていた。

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