永遠

2006-10-23 | 自作の詩
永遠

頑なに閉ざされた心の唇から
愛の情景が着色されていく

雨の雫が窓をつたう
傘が壊れて開いてくれぬなら
見えぬ星を仰いでいたい

  Hell&Good-by
  旅立つ朝ははく息の白さが
  冷たい体を縛っていく

長い沈黙は我慢ならないものとして
不快な空の色を君の笑顔に変えてゆく

  不安と信頼
  どちらも隠せない
  一人ぼっちの夢はみたくない

大切に、そして、忘れたくない情景だったから
留めることに務めようとする

  愛は無形の鎖
  形あるものがすべて薄れても
  君のやすらぎは心に宿る

何と言われようとも
われは、”永遠”を信じよう


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