・・・の中で

2006-09-29 | 自作の詩
・・・の中で

走り出した景色の中で、過ぎた光景を思い出す
あの頃は、時間も行く先を忘れていた
その中で、ただ、酔っ払いのように蛇行していた
だけど、今までの中で鮮烈な記憶が眠っている唯一のもの

時は、瞬きする間もなく、流れ去り
希望と夢を未完のままで崩れていく
恋しいこと果てしなく、嫌悪の中で省みる

ところで現在といえば
沈黙の中で隠れている
何もかも、期待の中で待ち望んでいる
夜明けは間近だと

いづれ止まりかけた景色の中で、過ぎた光景を思い出す
あの頃は良かったなどと呟き、静かに目を閉じる
その中で、余韻を楽しみながら
だけど、全ては委ねられていない

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