救い

2006-09-27 | 自作の詩
救い

石になり
ドブの底に沈んでしまった
そんな心を
どうやって、救えと言うのか

窓を固く閉ざし
入る隙間もない
そんな心を
どうやって、救えと言うのか

  何も触れず、感じない
  雨さえ降りもしない
  ただ、ぼんやりと
  不確かさだけが
  はっきりとしている

持て余した時間
訳もなく、行く手を塞ぐ
そんな心を
どうやって、救えと言うのか


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