羽生選手の衝突事故からの数週間は、仮面舞踏会を実際に
演じながら仮面の下で呼吸していました。
羽生選手がこれで復活できなかったら、神も仏もないという、
「仮面の命」は人と人の間で続くという、祈りしかありませ
んでした。
バルセロナでのグランプリフアィナルは、見ていられるかな？
心臓がパクパクしながら観戦するにちがいないと思い、先に結果
をYoutubu で見てしまった自分でした。
羽生選手についてのコメントやニュース見ながら、フィギュア界で
何が起こっているのかなど、ボディーワーカーとして、他の人とは
違う見方をしています。
回転運動は子供が大好き、回転することで何かに変身する忍術遊び
のようなもの。
回転すると過去にトランスし、選手も観戦者も人間の本能にフィード
バックする作用があります。
心がからだを超えるという、クローン人間を思わせる
ような羽生選手の復活劇で仮面の命は続いて行く。
腰痛から衝突事故、自分の思いを氷上芸術として見事仮面
舞踏会を演じきる今シーズンの羽生選手を見届けたいと
思います。
ある人から「最近倉富さん羽生選手のブログがないですね」と
言われていましたが、戦友が傷ついたような気持でいましたので、
週末の今日やっと羽生選手のことについて書くことが出来ました。
フィギュアスケートには人類の進化の過程を体現するものがあります。
今シーズンお休みしているので、浅田真央選手のトリプル
アクセルがどんなに貴重な存在だったのか分かります。
浅田真央選手のトリプルアクセルには感動があります。
チャレンジャーの勇気の価値はもっと高い評価があっても
良いと思うのです。
フィギュアスケートの回転するは、この地球空間の重力で
自分で自分を超えたバランスの中で、超越者になるという、
フィギュアスケートは人類進化の過程の本質に迫るものでは
と思うこの頃です。
１２月２６日から始まる全日本フィギュアスケートの見方の
方向を変えてみると、自分の内在した何か特別な贈り物に
出会えるかもです。
