今日はインドネシアで開かれたアジア大会の閉会式でした。夜９時ころで（韓国時間）すっかり暗くなった中で光の演出はきれいですね。写真ではわからないかもしれませんが、スタジアムはドーム式ではなく、大粒の雨が降っているので観客も、演技をする人も、入場する選手たちもずぶぬれで大変でした。学生たちの合唱。挨拶するカルラ副大統領。ジョコ大統領は開会式には出席しましたが、26日にロムボク島というところでマグニチュード7の地震が起きて死者560名以上、40万人が避難生活をしているという状況なので現地を訪れていて閉会式には来られませんでした。地震といえば昨日は防災の日でした。東京では関東大震災の時に自警団などによって数千人の朝鮮人が殺された歴史を忘れないための慰霊祭が行われましたが、今年も小池都知事はメッセージを寄せず、他の犠牲者と区別しないなどと言っているそうです。でも天災の犠牲者と、デマと差別意識に基づいて一般市民や軍隊が朝鮮人を虐殺したという犯罪は、どう考えてもきちんと区別をして、もう二度と過ちは繰り返さない誓いをするのに、なぜ都知事が無視しようとするのか、理解に苦しみます。さて、閉会式に戻ってインドネシアの国歌を斉唱する観客。軍楽隊を中心にした演奏チームが「インドネシア」を人文字で作ります。選手たちの入場。各国の先頭にはフェニックスのような衣装を着た若者。たくさんの国があるので韓国や日本を探し出すのは難しいですね。韓国での放送ですから日本チームにスポットは当てませんし…。開会式と同様に南北選手団は統一旗を掲げて入場してきました。日本は池江さんが旗手だと聞きましたが、テレビには映っていませんでした。最後は大会中活躍したボランティアの人たちの入場もありました。ようやく９月になって秋も見えてきました。韓国では22日から26日までは秋夕の連休になりますから、何となく夏休みみたいな感じもします。
