なんちゃって日記

書きたいときに書く。
日記的な。

2012-07-24 02:05:46 | 日記
先輩の妹さんが急に亡くなりました。
2009年にワタシが関わった演劇の公演に携わっていた方です。
お知らせがあってからずっとふわふわしています。

軽い挨拶と「買い出しに行くけど何か食べたいものありますか?」的なやり取り。
おそらく交わした言葉はこのくらいだと思います。
後者はホントに記憶があいまいで、その方が何を食べたいと仰ったのかも覚えていなければ、そもそも会話の内容があってるのかも定かではありません。
ただ、ワタシの問いかけにはにかみながら答えてくださる表情を見て、「あ、意外とシャイな方なのかも」と感じたことだけを鮮明に覚えています。

先輩と関わっていたら、この先もきっと妹さんの話題は出ただろうし、漠然と、きっとそのうちどこかでお会いする機会があるだろうと思っていました。
また、各々忙しいだろうから全員揃うことはないにせよ、いつか皆で2009年の公演のことを懐かしく語り合う時が来るような気もしていました。
そんな機会がなかったとしても、あの公演は確実にワタシの人生の中でいちばん楽しかった時間の1つなので折に触れて思い返すのですが、そこには間違いなくその方がいるわけで。
だから、なんか、なんというか、実感が湧かないけれど、「心に穴が開いたような」ってこういう時の事を指す言葉なのか、と、ずっと考えています。
ワタシでこれなのだから先輩方はどんなにか…と思うと、どうしたらよいのかもわかりません。
いや、できることはもうしたはずなのだけれど。
伝えたいとかなんかそういうのは過剰になると自己満足だと思うので。
ただ偲んでいるし悼んでいます。

気持ちを切り替えてやらねばならないことに取りかかっているのですが、時折できた穴に風が吹き抜けるようで、人の存在ってこういうものなのか等といった方面に考えが誘導されていきます。

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