なんちゃって日記

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コクリコってひなげしのことなのね。

2011-07-30 03:18:32 | 日記
去年もそうでしたが、夏場は微妙にアップダウンしながら小康状態を保ち続けるのがマイペースなようです。
今はどうもダウンの時期っぽい。
暇がありゃ横になりたい感じです。
夕飯後ゴロゴロしつつメールを返したりしてるうちに力尽き、今(午前3時すぎ)に至ります。
THE夏バテ。
血液検査したら超健康そのものでした。
ちょっと胃が疲れてるらしいっ。

水曜日に西武でやってる『コクリコ坂から』展に行ってきました。
舞台裏好きにはたまんない展示会でした。
(ワタシは本編で泣かなかった映画のメイキング映像で泣いたりします。)
宮崎駿の企画書(?)の文章がパネルになって展示されていて、「おおお、駿(失礼)、そういう作品が作りたいんか…!」と思ったり「作品を作る原動力ってこういうとこにあるんかなー」とか考えたりしました。
後者は、もちろんそのまんまってわけには行きませんが、中古文学にも通じるものがある気がします。
イメージボードやら背景やらキャラクター案なんかもたくさん展示されていて、どれもそれだけで1つの作品として成立しそうな魅力がありました。
絵がうまいっていいなぁ。
世にあるいろんなものの形を感覚的に掴むことができて、且つそれを他者に伝達できるのがすばらしい…んじゃないかしらん。
宮崎吾朗の絵もアニメーター近藤勝也の絵(THEジブリ!って感じ)も見られてとてもよかったのですが、やっぱ宮崎駿がポスター用に描いた絵が圧倒的にすごかったです。
きれいだから見ているひとを引き寄せるのではなく、絵の方から見ているひと何かを投げかけているような印象を受けました。
(ただ、吾朗さんと近藤さんの絵は本当に内輪(制作者たち)向けの者だったので、そのへんの差もあるのかもしれません。)

今生きている状況・環境や抱えている問題をちょっとの間でも忘れる事って必要で、映画とか演劇とか小説とか、無くても生きてはいけるのですが、やっぱり精神的に充実した状態で生きる為に果たす役割は大きいと思うのです。
ダウンしている間はネガティブになりがちなので大いにパワーをお借りしよう!そうしよう!!



「さよならの夏」(『コクリコ坂から』の主題歌)は手嶌葵が歌うと森山良子とは違う儚さがありますね。
夏バテでヘタってるとたいへん耳に残ります(^^;