泣かない女

ワタシ、泣かない女なんです。
泣かないというか、泣けないというか。
自己嫌悪や人間関係のイロイロみたいなの以外で、TVや映画や本等の「作品」に触発されてってなると本当に思い当たるフシがありません。
強いて１つ挙げるなら、ロード・オブ・ザ・リングのDVDに特典映像として収録されていた、映画のメイキング。
これはもう、作り手の愛がひしひし伝わってきて泣けました！
でも「作品」にカウントするかは微妙なところです。

今日も母と妹と一緒にテレビを見ていたのですが、２人が号泣している隣でケロッとしているワタシ。
うーん…あったかな気持ちになったし感動もしたけど、やっぱり泣きはしませんでした。
いくら「この冷血漢め！」と言われようとも、ワタシは感動することと泣くことが結びつかないんです。
でも、これって女子としてとても損をしている気がするんですよねぇ…。
やっぱり涙もろい女の子はかわいい！
…なので、友達と感動モノの映画を観に行くのは気が進みません。（苦笑）
感動しないわけじゃないんだけどなぁ。

冷めてると言われればそれまでですが、作品はやっぱり他人事なんだろうなと思います。
人を感動させるものにはそれだけのものがあるのは感じます。
だけど、それはワタシのものじゃない気がするのです。
思わず涙があふれるような感情は、自分で触れて感じたい！
そして、ワタシはそういうものを追い求めている気がします。

長かった春休みもそろそろ終わりです。
もうすぐ久々に学生に戻ります。
今度はどんな１年になるんだろう。
学校と劇団がその殆どを占めることになりそうですが。
思いっきり泣けちゃうようなことがあったらいいなぁ。