JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

花火 そして 原爆

2004-08-08 00:33:59 | Weblog
 夏は季節です、花火の。長めの昼間、太陽の熱気が人を外に誘い出す。一時の視覚の涼を求める人々に答える花火、夏の夜が美しいとすれば、それは花火があるからでしょう。
 ついさっきも部屋にいる私の耳にドンドンpらパラpらという花火の音が飛び込んできていました。おそらく近所にある遊園地で上げられたものの音でしょう。
 最近直接花火鑑賞に行くなんてことはめったになくなったけれど、ひと夏に一回や二回は必ず音や色が私に届いてくれる。
 花火の断片は記憶のそれとつながり、心を揺らす。
 子どもの頃に見た花火・・・その頃何を考えていたかというようなことが、急に目の前に立ち上がってくる。なんとなく気恥ずかしくもあり、哀しくもあるような記憶。
 すっかり忘れていたものがなにかのきっかけによって突然姿を現す不思議。
 意味がある過去は記憶となっていつかその姿を現す、大事なことはいつか必ず思い出す。
生きていれば忘れないのだ。

 戦争の記憶、原爆の記憶についても思いたい、夏の夜は花火で彩られものであり平和であるべきだということを。

          JOHNY

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