JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

奈良県での事件 ブロードキャスターより

2005-01-08 23:01:43 | マスメディア
性犯罪を起こした人たちの再犯率の高さがさかんにいわれますが、仮に最も高くでている強姦犯の再犯率58%に注意してみると残り42%は再犯にいたっていない。このことをどう考えるか。
 58%に注目するのではなく42%に注目すること。

常磐大学の教授 ーまじめに生きている人の安全が優先されるー

三重県知事から早稲田大学院教授になった人ー遺伝子とかでわかるようになったのだから健常で健全なひとたちの安全を考えてー

 この社会では失敗は許されないし、生物学的にすべて決定しているということで世界は丸くおさまるらしいですね。

 この世界おそらく終了です。生きる価値がない。

 人権、プライバシーなどに配慮し隠されて犯罪者が野放しにされてきたというような発言もありますが、事実は逆でしょう。考えてこなかったことが安易な結論につながる結果になっているのです。

          JOHNY

市民による

2005-01-08 01:08:18 | Book
市民の政治学―討議デモクラシーとは何か

岩波書店

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昨日読んだ本、岩波新書。
副題にある、討議デモクラシーについての紹介がおもしろい。10年ほど前から欧ではなじみがあるものとなっているようですがこの国では聞いたことがない。それはなぜなのか。著者は日本は西欧と近代社会のあり方が少しことなることによるといっています。社会のなかに市民がいない。市民は公共という場所にいるはづであるが、日本ではその公共という概念がほとんどない。あるのは公と私というものだけであるといいます。
 近代社会の歴史的解説がされながら、これからの社会に必要とされる形の提起がされています。
討議デモクラシーの紹介はこの国に足りないものを示唆してくれます。

         JOHNY