痛みでぐりぐりに気付いた日の数日前、当時同居してた末っ子妹が買ってきていた『女性特有の病気』の雑誌。
テーブルの上にあったのを暇だったのでぱらぱらとめくっていました。
病院勤務の妹と同居してたわりにはまったく病気についての知識がなかったことに、その雑誌を読んでいて気付きました。まぁ自分は世界一健康だと思ってたからねぇ。
とはいえやはり他人事。「へぇみんな大変ねぇ」なんて呑気なことを思っておりました。どのくらい呑気だったかっつーと、「乳癌は自分でさわって発見出来ることが多い」などと書いてあるのにまったく試さずに読んでただけ。数日後に痛みを感じるまで、触ってもみなかった・・・えっ!風呂は入ってたよ・・・・・・・
その雑誌がテーブルに置いてあったのは本当に偶然。そこで読んでた妹がたまたまそのまま置いていっただけでした。
でもまぁなんだか見えない力というか何か説明のつかない救いの手があったんじゃないかと思ったりもしました。
ちなみに私は超常現象とか幽霊話とかだーい好きなんだけど、「私幽霊見ちゃったー」とか「私って霊感あってぇ・・・」とか言う話は全く信用せず、そんなこと真剣に言ってる人の前で笑ってしまったりする(失礼なヤツ)くらいに現実主義者。
そんな私がその時ばかりは見えない力を感じたなぁ。
以前に盲腸で入院した時のこと(入院してばっか)、麻酔をうった穴がうまく閉じずに脊髄の水がどんどん出ちゃうっていう状態になりました。
頭痛がひどくて頭が起こせないんですよ。つまりトイレに行くにも身体を半分に曲げて頭を下にしていかなくちゃいけない。やっとご飯が食べられるようになっても不自然な姿勢でしか食べられない。
痛みはひかずどんどんひどくなって行き、とうとう寝る時でさえベッドから頭をぶらさげた状態じゃないと寝られないというひどい状態になりました。当然毎日熱が出ていました。
入院7日目の夜中、頭痛も最高潮に達しました。比較的我慢強い私が、純粋に痛みで泣いておりました。
意識もだいぶ朦朧としてきて、最後の力でナースコールを押そうと思ったその時、入院の一週間前に他界してしまったインコのピーちゃんが私のそばでキョトンとした顔で首を傾げています。かなり朦朧としていた私は、他界した事実は理解しつつも「あれー、ピーちゃんどうしてここにいるの?」なんて思っておりました。そのうち痛みもおさまりいつの間にか眠っていました。
翌朝、目が覚めていつものように頭を下げてトイレに行こうとベッドを降りた時、頭痛がないことに気付きました。おそるおそる頭をあげてみると・・・なんと昨夜まであった頭痛が全くない!それには同室の患者さんや(なぜか隣の病室の患者さんまで)、看護士さんお医者さんもびっくり。
まぁ私が一番びっくりしたけどさ。そんなことあるわけないと思いつつも、ピーちゃんが助けてくれたんだと感じました。そんなことが以前にあったのですよ。
たまたま置いてあった雑誌。医療関係者がわざわざ買うはずのない、イラスト満載の素人向けの雑誌がそこにあったという偶然に、心の中でばあちゃんとじいちゃんに手を合わせました。
その雑誌、妹も本屋でたまたまみつけて買っただけらしい。ちなみにうちの妹、教科書や教本以外の本(小説に至っては、作り話なんか読んでる暇ないと豪語する)はほとんど読みません。
そんな出来事があって、またあの盲腸の時のピーちゃんのキョトンとした顔を思い出したなぁ
中々闘病生活の話に入りませんなぁ・・・。
テーブルの上にあったのを暇だったのでぱらぱらとめくっていました。
病院勤務の妹と同居してたわりにはまったく病気についての知識がなかったことに、その雑誌を読んでいて気付きました。まぁ自分は世界一健康だと思ってたからねぇ。
とはいえやはり他人事。「へぇみんな大変ねぇ」なんて呑気なことを思っておりました。どのくらい呑気だったかっつーと、「乳癌は自分でさわって発見出来ることが多い」などと書いてあるのにまったく試さずに読んでただけ。数日後に痛みを感じるまで、触ってもみなかった・・・えっ!風呂は入ってたよ・・・・・・・
その雑誌がテーブルに置いてあったのは本当に偶然。そこで読んでた妹がたまたまそのまま置いていっただけでした。
でもまぁなんだか見えない力というか何か説明のつかない救いの手があったんじゃないかと思ったりもしました。
ちなみに私は超常現象とか幽霊話とかだーい好きなんだけど、「私幽霊見ちゃったー」とか「私って霊感あってぇ・・・」とか言う話は全く信用せず、そんなこと真剣に言ってる人の前で笑ってしまったりする(失礼なヤツ)くらいに現実主義者。
そんな私がその時ばかりは見えない力を感じたなぁ。
以前に盲腸で入院した時のこと(入院してばっか)、麻酔をうった穴がうまく閉じずに脊髄の水がどんどん出ちゃうっていう状態になりました。
頭痛がひどくて頭が起こせないんですよ。つまりトイレに行くにも身体を半分に曲げて頭を下にしていかなくちゃいけない。やっとご飯が食べられるようになっても不自然な姿勢でしか食べられない。
痛みはひかずどんどんひどくなって行き、とうとう寝る時でさえベッドから頭をぶらさげた状態じゃないと寝られないというひどい状態になりました。当然毎日熱が出ていました。
入院7日目の夜中、頭痛も最高潮に達しました。比較的我慢強い私が、純粋に痛みで泣いておりました。
意識もだいぶ朦朧としてきて、最後の力でナースコールを押そうと思ったその時、入院の一週間前に他界してしまったインコのピーちゃんが私のそばでキョトンとした顔で首を傾げています。かなり朦朧としていた私は、他界した事実は理解しつつも「あれー、ピーちゃんどうしてここにいるの?」なんて思っておりました。そのうち痛みもおさまりいつの間にか眠っていました。
翌朝、目が覚めていつものように頭を下げてトイレに行こうとベッドを降りた時、頭痛がないことに気付きました。おそるおそる頭をあげてみると・・・なんと昨夜まであった頭痛が全くない!それには同室の患者さんや(なぜか隣の病室の患者さんまで)、看護士さんお医者さんもびっくり。
まぁ私が一番びっくりしたけどさ。そんなことあるわけないと思いつつも、ピーちゃんが助けてくれたんだと感じました。そんなことが以前にあったのですよ。
たまたま置いてあった雑誌。医療関係者がわざわざ買うはずのない、イラスト満載の素人向けの雑誌がそこにあったという偶然に、心の中でばあちゃんとじいちゃんに手を合わせました。
その雑誌、妹も本屋でたまたまみつけて買っただけらしい。ちなみにうちの妹、教科書や教本以外の本(小説に至っては、作り話なんか読んでる暇ないと豪語する)はほとんど読みません。
そんな出来事があって、またあの盲腸の時のピーちゃんのキョトンとした顔を思い出したなぁ
中々闘病生活の話に入りませんなぁ・・・。