:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★ シンフォニー「罪のない人々の苦しみ」のDVDを見る会 《広島》

2016-07-08 22:44:46 | ★ シンフォニー 《日本ツアー》

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シンフォニー「罪のない人々の苦しみ」

DVD を見る会 《広島》

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 広島駅にほど近い幟町の高級マンション街の一角、太田川の川岸の桜並木の木陰のテラスで昼食を頂き、「大人の休日割引」の利く新幹線「さくら」に乗った。大阪で「ひかり」に乗り換えて東京に着くまでに、昨日の出来事をブログに残そうと思う。

キコは郡山公演でも、東京はサントリーホールの公演でも、最後に「後日、皆さん集まってシンフォニーの感想を語り合う会を開いてください」と言い残して日本を去っていった。広島からわざわざ東京まで聴きに来たKさん一家は、どうせ集まりを開くなら、と私に声をかけてくださった。場所はKさん宅の応接間。実は6年前(?)のその場所でK家の長男の結婚式を私が司式したという、実にご縁の深いご家族だ。 

 リビングの壁の大きな画面には、皆さんが三々五々揃うまで、KFB福島朝日テレビが制作したシンフォニーの1時間物のドキュメンタリー番組を流して間を繋いだ。 

 

11時もまわった頃、予定の人の顔は大体そろったようだった。16-7人だろうか。今日は東京のサントリーホールでの演奏ではなく、5月6日の郡山公演のDVDが披露されることになっていた。 

 ハイビジョンの画面はなかなかきれいで、それを私のカメラで撮った画像もブログに使えるぐらいの画質を維持している。 

 子育ての真っ最中の若いお母さんたちも見に来て下さった。福島出身のご婦人もいた。思いが重なって涙ぐむ人もいた。キコの音楽が終わって、復興ソング「花は咲く」が演奏される場面では、その曲の歌詞が配られて、皆で一緒に歌った。気恥ずかしかったが、頑張って私も歌った。 

 DVDの鑑賞が終わると、自己紹介と感想を述べあう時間になった。全員が何かを話した。立って話しているマリアはスペイン人で2児のお母さん。小さい時に宣教家族の一員として両親にくっついて日本にやってきた。異国に移り住んで日本社会に溶け込むまで、色んな苦労をしたという話も出た。ピンクの半袖の女性が初めから何故か涙を流していた。腕組みの男性は私より3つほど年上で、ベトナム戦争に参加した元米軍将校だが、彼の戦場体験のほんの一部を聞いて、皆深い印象を受けて押し黙ってしまった。 

 ちょうどお腹の空いたころに会は終わった。みんなで手作りのカレーを食べて和やかに余韻を楽しんだ。キコのシンフォニーのコンサートは、音楽会会場で終わるその場限りのイヴェントとは一味違った、不思議な余韻を日本の社会に残していったような気がする。

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