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焦点:「ポスト安倍」、長期政権の再現が難しい理由

2018-03-18 02:18:02 | ニュース
https://jp.reuters.com/article/japan-politics-stability-idJPKCN1GR14V

> 第2次安倍政権が発足する前の5年間で、5人の首相が誕生した。
>1989年─2001年にかけては9人の首相が登場した後に、小泉純一郎首相が5年の長期政権を担った。

これまでの経験則から言うのは適当ではない話です。
と言うのも小泉氏はどちらかと言えば端整な顔立ちが女性に受けてマスコミからも受けが良かったのが特長だったのでしょう。
ただ、郵政民営化にしても後にまた郵政グループとして復活していますから政策は分かり易くともそのものが効果的とは限りません。
また、安倍首相はアベノミクスに代表される金融緩和と右の保守路線で若者には分かり易いのかと思います。

むしろ、長く続けるのにはそれなりの人材も必要です。
失言や問題で辞職する大臣が多くてはもちません。
そして、その時の経済などにもよります。
小泉内閣の後にリーマンショックや東日本大震災があり、本人達が良くても環境が悪いと評価は良くならないです。
自民党長期政権の最後の宮沢内閣がちょうど中国の市場開放と重なり輸出などの苦戦が強いられる状況になります。
また、1995年の阪神やオウムなどがあった頃を含んでいますから安定は望み難い状況ではあります。
小泉政権の2000年頃に一度デジタル、光などで景気が高揚した時期もあり景気の波にも左右されます。
次が長続きしないと言えるのかは分かり易い政策と人気に結びつくような景気、そして国際的な経済、世界的環境が良くないと難しいです。
ただ、簡単な話をすれば政権の長期化に意味があるのか分かりません。
長期政権で国際的に安定して名前を憶えてもらえるようにしてリードするような概念だったのですが、安倍首相でさえ自分の立場を考えた発言を発信してしまいリーダーになるのに相応しいか疑わしいです。
日本がリードして世界を順調に運ぶのが良かったはずで、一時期の中国や今のアメリカのように自己中心的な世界観では世界経済などが上手く運ぶとは言えません。

だが現実はそれに相当するだけの力は無かったようでアメリカ抜きのTPPなどが精一杯でしょう。
所詮、日本が単独で世界をリードするのは嫌われます。するとアメリカやヨーロッパ、中国などと協力関係で進めたいテーマをリードするのがやっとです。
その為にも政権の長期化が良いのです。
ただ、今のところはリードするテーマが明確にあると言う以前に日本の国内の課題解決が優先です。

マスコミの影響も大きいので必ずしも政権の長期化が日本の政治の安定や向上になっているとは限りません。
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