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主夫の徒然なるままに

「日本国紀」の副読本

『「日本国紀」の副読本 ー学校が教えない日本史』百田尚樹、有本香。
 

 「禁断の中国史」「今こそ韓国に謝ろう」「日本国紀」と読んでみてたいへん面白く拝読できたので、この副読本も読んでみようと思った。

 「日本国紀」を読んでみて、自分で押さえたつもりの部分が適切であったことを確認できた。要は、誰しもがそう読んでくれるように書かれた本であること、つまり、読みやすく理解しやすい日本の歴史書でることを再認識させられた。

 我々が勉強した歴史がどれほど危ないものであったのかよくわかった。また、歴史が一番の不得意だった私の弁解にもなった(笑)。とにかく、どの歴史の解説書も授業も楽しくなかった。ただ、私は塾講師、つまり学校の先生ではなかったので、生徒たちには、忌憚なく歴史のアンチを教えた部分もある。「自衛隊のあの戦車は、戦力じゃないと思う?」「欧米諸国の白人たちがほとんどすべてのアジアを植民地(奴隷)にしたわけだが、日本人がアジアを白人から解放するために戦争に行くとしたら君らはどうする?」 楽しく歴史を説明できなかったことを反省するが、生徒たちは素直に反応してくれた。「なぜ、戦力と素直に言わないの?」「アジアの植民地化はは許せない。日本のやったことは正しい」など。

「自虐史観」
 日本人が素直に反省する民族だということをいいことに「自虐史観」を植え付けたのはだれだろうか。 戦後のアメリカによる教科書の支配から学んだ
世代の先生たち、その先生に教えられた子供たちの世代こそが本当の洗脳された世代となった。あの「左」に傾いた団塊の世代さえもアメリカによる洗脳であったことに驚く。アメリカの支配による「自虐史観」にどっぷりと浸って、植民地化されたことも気づかない世代であったか。単純に考えて、アジア・アフリカの有色人種を人間として扱わなかったヨーロッパの植民地獲得競争、日本に原爆を落とし、ベトナムに枯葉剤をまき、徹底的に虐殺をしたアメリカ。彼らには「自分たちの自虐史観=反省」はまったくない。
 さらには、日本人の「自虐史観」をとことん利用して金をむしりとる旧統一協会。日本の教科書に朝鮮の英雄が多く記載されている事実をこの本で知ったが、旧統一協会が政治家に根回しした影響力がこんなところまではびこっていると考えるのは、行き過ぎだろうか。

 「平和ボケ」
  日本の歴史には「平和ボケの時代」があったこと知らされた。主に平安時代と江戸時代。そして「今」?

 対ロシアで手いっぱいになっているアメリカをしり目に、北朝鮮が、韓国に攻めいる可能性はないといえるだろうか。そして韓国の敗北の時、日本はどうなるだろうか。攻撃なんかしない、攻めてなんか来ない。歴史の中に何度もでてくる日本人の悪しき対応、祈ってばかりいても日本を守れない。ミサイル落とされて、「遺憾である」と言うだけの政治家に日本が守れるか。ロシアが、中国が、領土拡大することはないと思ってる、いや、願っている政治家、または多くの日本人。
 今、私たちは「平和ボケ」のただ中にいることに気が付かなければならない。そのことをこの本から学んだ。

 ところで、アメリカの支配のひとつに英語教育もある。英語を勉強させられることによる英米への劣等感を叩き込み、英語ができることで、ガンジーが言うように、日本国民を白人に仕えるだけの人(=奴隷)とする。その不思議さの一面がこの本の歴史解説で知ったような気がした。




<主夫の作る夕食>
ココットプレートでやいた「鯛」、美味しくできました。

ココットプレートで焼いた「唐揚げ」は今一歩、油で揚げ直しました。

<高須進学スクールの思い出>
夏の勉強と野球大会!









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