パリス・ヒルトンに「一番出過ぎで賞」

パリス・ヒルトンが映画『House of Wax（蝋人形の館）』の出演によってティーン・チョイス賞の絶叫賞（Choice Movie Scream Scene）を受賞したが、それと前後してE-Poll Market Researchという市場調査会社が発表した「Celebrity Ratings」によれば、彼女は「Most Overexposed Celebrity」なんだそうである。

「exposed」というのは「露出している」というような意味で、肌の露出度だけでなくメディアでの露出度も含まれるが、「overexposed」となると、（本人の意志には関わりなく）「出過ぎ」だということになる。つまり、彼女は「一番出過ぎな有名人」だというわけ。彼女はここ2～3年、いろんな話題でメディアに頻繁に登場したが、最近まではこれといった出演作や職歴があるわけでもなく、彼女は「有名なことで有名」だという変り種だった。

パリス・ヒルトンは『The Simple Life』というTV番組（FOX系列）に「主演」しているのだが、これはリアリティ物なので「演技」と言うには語弊がある。エッチなビデオがインターネット上に出回ったりした（私は見てません、念のため）が、それも演技じゃないはず…。その他、いくつかの番組に実名でカメオ出演したりしたが、本格的な「演技」に初挑戦したのが他ならぬ『蝋人形の館』だったのである。なお、今後は2本のコメディ映画（『National Lampoon's Pledge This』＆『Bottoms Up』）に出演することが決まっている。

ちなみに、E-Poll Market Researchの「Celebrity Ratings」にはその他、以下の人たちが登場している：

* Most Beloved Celebrity = ロビン・ウィリアムズ
* Hardest Working Man in Hollywood = サミュエル・Ｌ・ジャクソン
* Most Compassionate Celebrity = オプラ・ウィンフリー
* Most Recognizable Face = ビル・コズビー
* Most Recognizable Name = アーノルド・シュワルツェネッガー
* Most Beautiful Celebrity = ハリー（ハル）・ベリー
* Most Intriguing Celebrity = アンソニー・ホプキンズ 
* Overall Appeal = トム・ハンクス、マイケル・Ｊ・フォックス、モーガン・フリーマンらが高得点