アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

アニメソング

2005年08月16日 | 雑記

うちの息子に『マジンガーZ』の主題歌等を聴かせているという話を書いたけど、「英語ヴァージョン(ささきいさお版)よりオリジナル・ヴァージョン(水木一郎)の方が好き」なんだって。水木ファンの私としては嬉しい。そういうわけで、息子のリクエストにより、カーステレオではこの歌ばっかりリピートしてる状況だ。テープが擦り切れなきゃ良いけど…。

久しぶりにあらためて何度も聴いてみると、『マジンガーZ』の主題歌は名曲だと思う。作曲の渡辺宙明(わたなべ・みちあき)という人は東大の文学部卒で、音楽は独学だそうだけど、『グレートマジンガー』の主題歌の歌詞に「♪ダッシュ・ダッシュ・ダンダンダダンx3、スクランブル・ダッシュ!」という部分を勝手に足してしまう等、ユニークなノリの良さでアニメソング(特撮モノを含む)というジャンルを盛り立ててくれた(本来、あの部分は「スクランブル・ダッシュ」だけだったらしい)。渡辺宙明が作った『マジンガーZ』や『人造人間キカイダー』等の主題歌・挿入歌・BGMは今でも強く記憶に残っている。

私にとって、(作曲家では)渡辺宙明ともう1人、菊池俊輔がアニメソングの巨匠だ。菊池俊輔はアニメ(『ゲッターロボ』、『タイガーマスク』)や特撮(『仮面ライダー』、戦隊シリーズ)だけでなく、時代劇(『暴れん坊将軍』)やドラマ(『キイハンター』、『赤い…』シリーズ)も多数、担当している(あまりにも数が多すぎてここには書けないので、気になる人は検索してネ)。ワンパターン(死語?)といえばそうなのだけど、聴けばすぐに「おっ、菊池俊輔だな」とわかるほど、作風が明確だ。英語で言うなら、「signature」というやつだ。

とにかく、菊池俊輔の音楽は小さい頃から大好きだったので(作曲家の名前を意識するようになったのは中学生の頃だけど)、『仮面ライダー』(スカイライダー編)のBGM集が『組曲・仮面ライダー』として出た時は凄く嬉しくて、何度も何度も聴いたせいか、今でも時々、同番組のBGMが頭の中で脈略もなく響いてることがよくある。彼にとってはこれが初のステレオ録音によるBGM集(つまり、レコードとして出すことを前提にして作ったBGM集)だったはずである。厳密には水木一郎による主題歌+挿入歌+副主題歌の3つも入っていて、それも同アルバムが気に入ってる理由だったりする。

ささきvs.水木という対決(?)では『輝け!8人ライダー』という歌(菊池俊輔作曲)もある。ささき版が映画用の主題歌として使われた後、水木版が『仮面ライダー』(スカイライダー編)の副主題歌(エンディング・テーマ)として作られたのだけど、同じカラオケを使いまわしてるので、後者は結果的に「ささきいさお+水木一郎のデュエット」という珍しいパターンになってしまった。ただ、個人的には「ささきいさおには『仮面ライダー』に関わってほしくなかった」という思いがあり、また編曲が菊池俊輔自身でないこともあって、この歌はあんまり好きじゃなかったりする。いや、ささきいさおが嫌いだというわけじゃない…彼の歌もたくさん買ったし、ヤマトのイベントにもよく行ったからね。ただ、『仮面ライダー』は水木一郎&子門真人の領域だという思い入れがあったので、『輝け!8人ライダー』に関しては「ささきいさおはちょっと違うんじゃないのー?」と思うわけである。あっ、でも、『仮面ライダーストロンガー』の堀江美都子はグッドですよ


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1 コメント

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colourについて、ありがとうございます。 (もあぱそ)
2005-08-16 19:54:48
ジョウさん、ありがとうございます。

やっと積年の疑問が解けました(^^ゞ

よぉし(^O^)/

※このコメントは、colorとcolourについてのジョウさんのコメントにこの場を借りて感謝するものです。

ありがとうございます。