アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

The Singing Bee: Episode 101

2007年07月12日 | TV: 2006-2007年シーズン
【アメリカ合衆国での初回放送 = 2007年7月10日】『The Singing Bee』の第1回を見た。これは歌唱力ではなく、歌詞の記憶力を競うゲーム番組だ。サクサクと気軽に楽しめる。

競合型のリアリティ番組はシーズンを通して1人の優勝者が決まるというパターンが多いが、これは毎回、優勝者が出る。しかも、30分枠なので展開が早い。観客席を埋める競合者たちの中から選ばれた6人の競合者が次々と歌詞を当てて行き、間違えたら脱落。3ラウンドにわたる戦いで、6人→4人→2人→1人と絞られて行く。

そして、最後の1人だけが最高50000ドルの賞金を目指し、最終ラウンドに臨む。最終ラウンドでは7曲の歌が用意されており、1曲の歌詞を当てるごとに5000ドル、5曲当てると50000ドルもらえる。3曲間違えたら、そこでゲーム終了となる。(つまり、7曲目が必要となるのは4勝2敗の場合のみ。)

歌は第1回を見た限りでは流行歌ばかりのようだが、最近の歌ばかりでなく、1970~1980年代の歌も多いので、若い年代の競合者には不利かもしれない。

各ラウンドの演奏は生バンドが行い、プロ歌手(無名)が各曲を途中まで歌う。伴奏(カラオケ)だけが続く中、競合者が歌詞を当てるというわけだ。プロ歌手はいろんな歌に対応できるよう、数人が控えているが、それぞれ上手い。

また、ミツバチ模様のセクシーな衣裳を着た女性ダンサーたちもいて、楽しい。

司会を担当するのは元*NSYNCJoey Fatoneだ。彼は最近、『Dancing with the Stars』にも出ていたが、その人懐こくてノリの良い司会ぶりで雰囲気を盛り上げている。こういう番組は司会者の個性によって面白くなったりツマラなくなったりするが、Joey Fatoneの採用は成功だと思う。

司会者、バンド、歌手、ダンサーともにノリが良いせいか、競合者たちも「こいつら、ヤラセなんじゃないか?」(笑)と思うぐらい、ノリが良い。視聴者も懐かしい歌の連発にノセられ、つい一緒に歌ってしまう。家族で楽しめる番組である。


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