<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「ラノーン県津波被災者、蟹を売って生計維持」3.10

2005年03月10日 17時44分41秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「ラノーン県津波被災者、蟹を売って生計維持」
Phuucatkaan 2005/3/10

ラノーン県では、行政の規則にそった被災者への金銭的支援が進んでいる。葬式費
用、死亡者の配偶者への救済金、重傷者支援金、軽傷者慰安金、住居修復金、仕事道
具への支援金などで、総額72,724,615Bahtである。被害を受けた住居は合計224軒。
海軍や建設に関する機関によって建設がなされ、既に被災者へ恒久的住居が支給され
ている114軒と、建設中の48軒があり、建設中のものは3月終わりには終了する見通
し。
 漁民に対する支援は、現在までに登録・未登録の人々を含め、被災者1466人に対し
て総額29,702,824Bahtが支給された。内訳は、養殖家への1055人に対して
17,136,045Baht、大小あわせた漁船への411隻に対して12,566,779Baht。残りの671人
に対しては、今月の13日までに支給する見通して、その後、未だ被災報告をしていな
い者、さらに補償金が少なすぎた人々は、継続した支援に関して上告してもらう。
 スックサムラーン郡ナーカー行政区ムー1の漁民の一人は、津波によって養殖池な
ど総計170,000Bahtの損失をこうむり、わずか20,000Bahtの補償金では被災額に到底
足りないと語った。しかし政府の支援に関して一定の評価をしており、彼は現在家族
6人の生活をさせるために、罠で(黒色の)蟹を捕まえて1日20-300Bahtを稼いでい
る。漁具や資金的融資が政府機関から未だなされていないが、熟練した技能を持つ彼
は、将来またもとの仕事に戻れることを確信している。
 ラノーン県教育事務所所長の報告によると、津波によって直接に被害を受けた学生
が2129人、間接的に被害を受けた学生が392人、死亡者22人、行方不明者1人、負傷
者8人、死亡した先生2人、負傷した職員2人、孤児となったが学生51人で、現在ま
でに補償金支払い総額は30,650,000Baht。

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