<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「支援の遅延、苛立つ漁民」2.23

2005年02月23日 17時23分11秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「支援の遅延、苛立つ漁民」
The Nation 2005/2/23

 クラビー県ピーピー島の津波被災者たちは再びお金を稼ぐ道具として、また彼らの
生活を再建する手段として漁船の供与を求め続けている。援助の遅延さに彼らは非常
に不満を募らせているが、郡長は、行政に対して住民たちが間違った要求をしている
ことに支援の遅延の原因があると述べる。Ban Klong Hinモスク・非難キャンプの73
歳の漁民は、失った2艘の漁船に対する政府からの一切の補償がないと訴える。別の
被災民は、もし政府が今月末までに仮設住宅建設を終了できなければ、ホームレスに
なってしまう見通しが高いと述べる。なぜならば、彼らは引き続き月に3000Bahtの賃
貸料を払うことはできないからである。彼は家をなくした人々(300-400人)のため
に、政府がテントを供給するよう要求している。1人の女性は、「家族を養っていけ
なくて非常にストレスを感じいている。子供たちが毎日学校のためのお金を要求して
くるけど、いつか1Bahtも払えない日がくるかもしれない。タクシン首相はこの避難
キャンプを訪れて現状を知ってもらいたい」と訴えている。
 ムアン・クラビー郡長のJariya Kaembumrung氏は、漁業課は津波被災者の漁民支援
のために一生懸命業務をこなしていると述べた。支援の遅延に関しては、漁船のため
の補償金請求を家族の成員全員に対して要求している家族もおり、結果的に本当に必
要としている補償を確定するために非常に時間がかかっていると述べた。「私は被災
者たちに、お金は国民の税金から来ているのだから、一枚の請願書で要求してくださ
いと訴えています。人々は行政に対して虚偽(刑法にひっかかるような)の申告をして
おり、支援の遅延は我々側にも責任がある」と指摘した。


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