JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550   特小・DCR 山岳移動 

秣岳

2018年06月10日 | 奥山 移動運用記2


 栗駒山から北西に伸びる天馬尾根。その北端に秣岳があります。標高1424m。QTHは秋田県雄勝郡東成瀬村。近年、登山者が増えてきたものの、以前は賑わう栗駒山と対照的に知る人ぞ知るという感じの静かな山域でした。眺めのよい草原の細道が気に入り、思い出しては、たまにこの山で無線運用したくなります。今日は台風の影響で太平洋側は雨模様、秋田側は日差しも見込めるということで、登ってみました。

 須川温泉を越え、秋田側に少し下ったところに秣岳直登ルートの登山口があります。午前7時前登山開始。この時期、このルートの上部には大きな雪渓が残り、急な雪面のトラバースとなります。バランスを崩すと30mほど滑落してしまうので、緊張を余儀なくされます。今年は雪解けが早かったとみえて、ほとんどが夏道で、10mほど雪渓が残っているのみでした。40分の登山であっけなく山頂着。本当は、ここからがハイライトで、湿原、草原、雪渓が次々現れ、まさに天上の楽園。その中間に位置する岩場(岩のピーク)がいつもの運用場所です。今日はガスでなにも見えず、先に進むのは取りやめ、山頂でQRVすることにしました。


直登ルートからの秣岳

須川湖

山頂


 <本日の装備>
リグ FTM-10S ID-51
アンテナ 4エレループ(430MHz)、4エレループ(145MHz)
バッテリー 18650B 3本直列

 雨も予想されたため、本日のリグはFTM-10S、FM中心の運用。はじめにID-51からD-STARレピーターへのアクセスを試みてみました。秋田430、仙台430、仙台青葉430がアクセス可。岩手および山形各レピーターからはダウンリンクなし。秋田430経由ゲート越えで1局交信いただきました。430FMでは岩手、秋田、福島、宮城の5局と交信。ただ、時間が早かったこともあり、アンテナを回してみたものの入感局なく、後が続かず。アンテナも軽量コンパクトかつ利得の高いものが使え、ノイズの影響も少ない430MHzに移行したいという気持ちもあるのですが、いかんせん相手局がなかなか見つかりません。


4エレループ(145MHz)




 145MHzFMでは秋田、岩手、山形、宮城、福島各局および北海道北斗市移動局、35局と交信。7エリアの中央に位置するだけあって、休憩を入れながら途切れなく呼んでいただきました。北斗市移動局とは9エレスタックを向けていただき、53-53でレポート交換。ほかに8エリア局は虻田郡豊浦町と留寿都村移動局がやはり53程で入感。コールサインもすべて了解でき何度か呼んでみましたがコールバックなく、交信に至りませんでした。青森県下北半島の釜臥山移動局の信号も52ほどで入感しましたがタイミング合わず、でした。この山頂は北方向にFBです。逆に南は栗駒山本山が壁となり、反射でまだらに届くという感触でした。

 正午も過ぎ、ガスが濃くなって風も強まったことから急ぎ撤収し、下山しました。


<18650Bリチウム電池 3本直列>
 FTM10Sのハイパワー設定(430MHz7W、145MHz10W)にて、このバッテリーで4時間30分運用しました。使い始め12.1V、終了時9.6V。パワーを維持し、ダウンすることなく耐えてくれました。重さ約160g。この軽さでこのスタミナ。エネルギー効率の進歩にはホント、驚くばかりです。




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きいて!きいて!
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