JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

本日の萱ヶ崎山

2018年04月01日 | 里山 移動運用


 今日も萱ヶ崎山に登ってみました。前回から2週間しか経ってませんが、登山口は紅白の梅が満開となっていました。登山道の周辺はカタクリの葉が顔を出し、花を付けた株もちらほら。里山もめっきり春らしくなってきました。茂庭台団地から直登するこのルートは標識がない上に藪っぽく、他の登山者と出会ったことは一度もありません。今日も人とは会わなかったものの、偶然にもカモシカと出会ってしまいました。先方も驚いたようで、しばらくこちらの様子をじっと伺い、登山道の奥に消えていきました。良い写真が撮れず残念。市街地に近いこんな里山でもカモシカが住めるだけの環境が残っている、これはこれでありがたいかな、と思ったりもします。







 薄曇りの曇天ながら、山頂付近からは蔵王連峰が今日も一望でした。風もなくまずまずの運用日和。先週に続きJA7RTG局さん(白石蔵王移動)とデジタルモード(DV)でのスケジュール交信。145および430のデジタルにてロングにお付き合いいただきました。 


本日もツインデルタループ


 
 その後145MHzFMでCQを出したところ、福島県会津美里町の固定局から応答がありました。この山で会津の局は初めてです。レポート54-55。相手局は50W、こちらは5W。高台のロケから1段GPとのことで、驚くほど安定した信号で交信を続けることできました。距離約135km。帰宅後、カシミールで確認したところ、吾妻連峰の一切経や東吾妻山がまともに壁となる位置関係。反射なのかあるいは吾妻山回折なのか、ローパワーのこちらの信号がよく届いたものだと不思議な気分になりました。前回は0エリア、新潟の局も聞こえてきました。標高わずか370mほどの低山で、高圧線や鉄塔もあり、けっして良いロケとは言えない山ではあるものの、この山でしか得られない意外なパスがあるのでは?などとあらためて見直した次第です。

 



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