JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

蔵王・熊野岳8/12

2018年08月12日 | 奥山 移動運用



 今シーズン3度目の熊野岳。エコーラインの途中、ガスがかかったものの、コマクサ平を過ぎると急に視界が開け、稜線が見えてきました。刈田岳駐車場に午前6時前着。こんな早朝なのに、すでに駐車場は3割ほど埋ってました。休日の好天とあって、ご来光目的に皆さん登ってこられたようです。

 写真を撮りながらゆっくり登り、それでも6時40分山頂着。眼下は一面の雲海。雲海にも静かな海もあれば荒れた海もあります。今日はまるで荒波。その迫力に圧倒されてしまいました。






 山頂の一角、少し離れたところでアンテナを設置。

 <本日の装備>
リグ FT817 (5W 144MHzSSBおよびFMで運用)
アンテナ 4エレループ、アローライン
バッテリー NCR18650B 4本および3本直列


 午前7時前から運用を始め正午頃まで休憩を入れながら5時間ほど山頂に留まり、SSBおよびFMでCQを出したり、お声がけしたり、約40局に交信いただきました。どちらかというとワッチしている時間が長かったように思います。登山者や観光がてら登ってくる方も多く、例によって「何をされているのですか」とか「どことつながるんですか」とか「遠くのお友達と連絡とるんですか」とかいろいろ聞かれます。4エレループは目立ってしまうようです。




 今日は7エリアのほか、1、2、0、8エリア各局に交信いただきました。1は茨城、千葉、東京各局。2は岐阜県下呂市、海津市。0は新潟県上越市、柏崎市。8は美唄市、松前町。いづれもSSB。下呂市移動局ははじめ31~41で入感。5Wで呼んでも無理と判断し、コンディションが上がるのを待つことに。30分後、再度ワッチすると今度は安定して入感し、59-55でレポート交換。さらに/2愛知県春日井市移動局。こちらには41の信号で了解できましたが、コールサインがどうしても了解いただけず不成立。海津市固定局は51-51で交信、終始安定した信号。距離約470km。この他、3エリア兵庫県養父市移動局、4エリア岡山局も31程で入感するも、届きませんでした。

 北は北海道美唄市移動局と52-52。さほど標高が高いわけはない丘での運用とのこと。アンテナ設備はお聞きせずにしまいましたが、安定した信号で、交信後もずっと聞こえていました。本日の最遠方交信。距離約590km。松前町移動局とはSSBでの交信後、アローラインにてFMでも入感。安心して話していると急激にフェードアウトしてしまいました。しばらくして再度CQが聞こえ、再び応答しレポート交換。無事ファイナルを送ることができました。ピーク57、深いQSBを伴い、落ちると全く聞こえず。イチかゼロ。まるでデジタル交信をしているようでした。




 山岳では新潟八石山、秋田駒ヶ岳の移動局に交信いただきました。自分はお盆休み中、もう1回くらいはどこかの山から運用できればと考えています。

 本日も、しばらくぶりの出会いなど、さまざまな交信がありました。QSOいただきました各局さまに感謝です。ありがとうございました。
 


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