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HS3000Aのアンテナ変更

2019年09月22日 | 移動用市販アンテナ


 数年前に購入し1~2度使って物置にしまっておいたはずのナテックのVUハンディダイポールアンテナHS3000A。ラジアル線と基台は手元に保管してあったのですが、アンテナ本体が行方不明になってしまいました。



 通常、ハンディ用ホイップは、1/4λのためハンディ機をボディアースとしてマッチングを取っています。このアンテナはあえてラジアルを付け、1/2λの垂直ダイポールとして動作させます。そのためラジアル基台とネジ式のラジアル線がセットになっており、メーカーではアドオンラジアルと呼んでいるようです。ラジアル線の長さは50.5cm。要はダイポールとして動作させればよいわけで、純正アンテナでなくとも、1/4λのホイップなら何でも良いのでは? ということでこのラジアル基台に別アンテナを取り付け、試してみました(145MHz帯のみ)。

 はじめにコメットのBNC24。全長43cmなので純正アンテナ(40cm)に近いです。変換コネクターを介してラジアル基台に挿入。BNC24は重さ8g、純正よりもはるかに軽く、かえってしっくりくる感じです。





 ハンディ機直付けを想定したアンテナではあるものの、垂直ダイポールなので直付けでなくとも大丈夫です。三脚に設置し、アナライザーで測定したところ、どんぴしゃり145.000付近に共振点があり、SWRもきっちり落ちてくれました。ラジアルリングを回転させ、向きを変えても特性はほとんど変わりませんでした。


BNC24+アドオンラジアル



 続いて第一電波のSRH805S。親指サイズで長さ4.5cm。超短縮型1/4λホイップとなります。同様にアナライザーで測定したところ、こちらは共振点144.900付近。SWRも1.2に落ちてくれました。帯域は狭いです。ちなみに、ラジアル線を外した状態にすると三脚設置なので当然ながらマッチングは取れません。




SRH805S+アドオンラジアル



 いつも山岳で使っているRH770(1/2λノンラジアル)と受信比較もしてみました。RH770で55の信号、BNC24+ラジアルでは53~54。SRH805S+ラジアルでは41。過去の実験で、純正エレメントでも同様であった記憶があり、性能的にはRH770を上回るとはいかないようです。





 ということで、メーカー的には不本意かもしれませんが、純正エレメントでなくともこのラジアルセットは十分性能を発揮すると思われます。マッチング特性も良好。ハンディ機に直付けすればホイップ単体よりSで4~5上がります。

 BNC24との組み合わせで重さわずか45g。これはこれで気に入りました。RH770より取り回しが良く、山岳ではクリップベースに設置すれば、究極の軽量アンテナとして悪くないのでは?などと考えています。





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