JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

熊野岳9/19

2017年09月19日 | 奥山 移動運用



 台風一過、早起きして熊野岳に登ってみました。雲一つない晴天を期待したものの、明け方、まだ台風の影響が残っているのか、南蔵王から地蔵山あたりの稜線に雲がかかっていました。ガスっていても朝のうちだけだろうと、刈田岳駐車場から登り始めました。





 歩き始めてすぐ、一瞬ガスが晴れ、御釜と熊野岳が姿をみせてくれました。台風過ぎて秋深まる、といいますが、だいぶそれらしくなってきました。濃いガスと強風の中、熊野岳避難小屋まで登り、しばらく待機していると、上空にまた青空が。そしてすぐガスに覆われてしまう。こんなことを何度か繰り返しながら、10時ごろにはだいぶ薄くなり、視界が開けてきました。ここ数回の山行は荒れ模様続き。今日は少しだけ眺望を楽しむことができました。




 無線の方は、144MHzSSBで運用しました。平日かつサイドバンドということで、なかなか声がかかりません。強風による風切り音もあったとみえて、了解度は下がっていたかもしれません。風に耐えるのが精いっぱい。4エレループも南西に向けたままで、特に合わせることもしませんでした。それでも、ぽつりぽつりと固定局に呼んでいただき、宮城、福島、山形、新潟各県の12局に交信いただきました。最遠方は新潟県十日町市、距離約180km。コンディションも上がってなかったようです。サイドバンドはFMと違い、山頂からCQを出してもパイルになることはないし、空振りがほとんどです。運用局が圧倒的に少ない。まして今日は平日。SSB特有の変調で応答があった瞬間というのは、いつもありがたさを実感します。


-NCR18650B 4本直列-
 FT-817に4本直列で使ってみました。運用開始時16.4V。その後、受信だけでもけっこう電圧下がってきます。使い始めから約2時間、数局と交信し、終了時14.4V。低空飛行の3本直列と違い、余裕で5Wを維持します。リグも思ったほど熱くはなりませんでした。サイドバンドなら2~3時間、5W運用可能ではとの感触ですが、今日は交信数が少なかったので後日また試してみます。





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