JO7TCX アマチュア無線局

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バスケットコイル その2

2014年10月19日 | コイル作り


 今回は、支柱1本ごと交互に巻いてみました。線材は前回と同じ0.1mm×100本のリッツ線です。前回の支柱2本飛ばしの巻き方に比べると、ずっと楽です。2回目ということもあり、気持ちに余裕ができて、だいぶきれいに巻くことができました。20mの線材を巻くと、約8.5cmの支柱の長さいっぱいになります。





 ホットボンドで要所を接着し、慎重に取り外して完成。直径9cm、長さ7.5cmの交互巻バスケットコイル。






 あらためて観察すると、線材が一本ごと交互に適度な空間を確保し、絶妙なスペース巻きとなっています。インダクタンスは2本飛ばし巻きに比べると大幅に上がり、272μHとなりました。線材間の隙間は、2本飛ばし巻きよりは小さく、接点も多くなるためと思います。



 さっそくゲルマラジオに装着して、聞いてみました。良く聞こえます。2本飛ばし巻きより音量アップ。外部アンテナなしでNHK仙台第一が十分な音量、第二もなんとか聞き取れるレベル。混信なく分離も良好。 



 巻きやすさ、仕上がりの良さ、型崩れのしにくさなど、こちらの交互巻きの方が気に入りました。巻枠を一つ作っておけば、ボビンがなくとも、コイル単体で自立するのも良い所です。形がくずれない限界まで巻枠を大きくしてみる、などもその内、試してみたいと思います。




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