JO7TCX アマチュア無線局

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J型アンテナ比較(145MHz)

2020年03月15日 | J型アンテナ
 大年寺山にてラジエーター(エレメント)の異なるて3本のJ型アンテナの比較をしてみました。

 ラジエーターの長さ
 ・1/2λ(これのみバランあり)
 ・5/8λ
 ・3/4λ

 自宅では問題なかったはずの3/4λ。現地にてアナライザーで測定したところ、共振点にズレがみられ、SWRもまったく別のグラフを描いておりました。給電部を上下に可動させたり、スタブ上部の長さを変えてみたものの、SWRは1.5以下になりません。やはりバランなしでは環境による変化が大きいのでは? 腑に落ちないままではありますが、送信できないというほどでもなく、この状態で試しました。

 本日も約40km離れたJP7IEL局にお相手いただきました(双方ハンディ機5W)。


1/2λ

5/8λ

3/4λ

 はじめに基準となるRH-770にて52-53のレポート交換。続いてJ型アンテナ。

 その結果は
 ・1/2λ 54-54
 ・5/8λ 52-53
 ・3/4λ 55-55

 5/8λは1/2λに比べ少し信号が落ちました。原因不明。3/4λは1/2λより若干信号が上がります。JP7IEL局からは、聞いてすぐわかるほど強くなったというほどではない、とのレポート。こちらはID-51のSメーターで1個半上がり、バックノイズも多少抑えられているように感じました。ただ、期待したほどではなく、誤差の範囲と言えばそう言えなくもありません。RH-770との比較で5/8λが同等、1/2λ、3/4λはS1~2上、といった結果でした。




 ホームに戻り、3/4λのアンテナをあらためて調整し直してみました。銅パイプ差し込み式なので、どの部分の長さも自由に変えられます。スタブ59cm、給電部12.0cm(どちらもショートバーから)、ラジエーター102.5cmでマッチングがとれました。でも、この状態であれば1/2λなのでは? 全長163.5cm。前回も書いた通り、どこまでがスタブ(マッチング回路)で、どこからがラジエーター(放射エレメント)なのか? 実際の電気長は何センチなのか? その際の電圧分布はどのようになっているのか? それが有利に働くのかあるいは逆に働くのか? ますますわからなくなりました。これらの疑問を紐解くことで違った風景が見えてくるのかもしれませんが、現時点で言えば、このアンテナのラジエーターは基本の1/2λが完成型であり、いろいろ試しても1/2λを超えられない、そんな印象を強くしています。



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