JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

蔵王・地蔵山移動

2014年04月13日 | 特小・DCR運用


 この山に登ると、シーズン幕開け、そんな実感を持ちます。登るといってもほんの20分程。さらに熊野岳まで足を延すもよし、ここでのんびり運用するもよし。今日は仙台からバス乗り継ぎのため時間も限られるので、ここで店開き。標高1736m。年間を通して何日もないような快晴に恵まれ、朝日連峰、飯豊連峰の白い峰々は圧巻でした。





 <装備>
 ・DPR6、DPR3+60cmモービルホイップと43cmホイップ(デジ簡)
 ・DJ-P24L(特小)
 ・ID-51+RH770(アマ無線)





 本日もオカザキKG295局とのスケジュール交信。山頂に着いてさっそくDCRメインにてお呼びしたところ、すぐに応答あり。今日は福島県二本松市の麓山山頂。0.2Wで送信いただき、メリット5+アンテナマーク1本。これなら特小も可能では?見通しではありませんが、10mWにて実験してみることにしました。しかし・・・、L3で待機・・・何も聞こえず。こちらから何度か呼んでみるも・・・応答なし。やはり目の前の熊野岳が壁になっているのか?10mほど西に移動してみたところ、フワッとKG295局の変調が聞こえてきました。麓山にこちらの変調は聞こえているようです。51のレポートを確認。こちらは慎重に位置決めしても、聞こえたり聞こえなくなったり。アンテナを水平にしたところ、少し改善し、こちらから41のレポートを送りました。距離67.5km。見通し外。かろうじて交信成立。信号を捉えても安定せず、印象としては1mWで100km以上の遠方と交信しているような感じでした。



 続いて、430シンプレックスDVモード100mWに移行。こちらは安定して交信できました。ローパワーでも実に明瞭。山岳移動DXの場合、ローカル局の混信を避ける意味でも、もっと使われて良いのでは?と思いました。JARLも430DVメイン周波数として433.300を総務省に申請中とか。



 それともう一つ、まだ一度も使ったことはないのですが、いつかID-51をお持ちの山岳移動局に145MHzDVシンプレックスでお願いできればと考えています。

 本日は、標高1736mということもあって、久方ぶりの交信、初めての局との交信もありました。QSOいただきました各局様、ありがとうございました。



 <DCR>
 ・オカザキKG295局 二本松市麓山 5+1(0.2W)
 ・ヤマガタoo69局  村山市固定  5+1(0.2W)
 ・ミヤギSS500局  登米市米山町 5+0本(5W)
 ・フクシマJM700局 仙台市泉区泉ケ岳駐車場 5+2本
 ・ヤマガタAA197局 白鷹町移動  5+0本
 ・ヤマガタAB51局  東根市移動  5+0本(0.2W)
 ・ヤマガタSA88局 寒河江市固定 5+1本(0.5W)
 ・ミヤギOS147局 大崎市古川固定 5+2本
 ・フクシマTS316局 福島市吾妻小富士山頂 5+2本
 ・フクシマDM33局 郡山市固定 5+2本

<特小10mW>
 ・オカザキKG295局 二本松市麓山 51-41
 ・ヤマガタoo69局  村山市固定  3~4-5
 ・フクシマJM700局 仙台市泉区泉ケ岳青年の家付近 4-5
 ・ヤマガタSA88局 寒河江市固定 5-5
 ・フクシマTS316局 福島市吾妻小富士山頂 5-5

 <430DVシンプレックス100mW>
 ・JA7RTG局 二本松市麓山 5-5
 ・JP7IEL局 大崎市     5-5



お地蔵様は雪の中



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