黒一色。
マイクロエース製京成1000形(A0074:1037F)が回着しました。
既に京浜急行1000形がリリース済で何れはリリースされると思っていました。
隙間を突くマイクロエースらしい製品だと思います。
京成1000形1037F 4+4編成。
[1037F]:1037-1038-1039-1040+1029-1030-1031-1032。
※1029F+1037F,中期仕様(1037F-4)種車。
1037F+1029Fの4+4編成ですが厳密なプロトタイプは設けられていません。
製品説明には[前面種別板はステッカーにより外挿し,内挿しを選択可能]とあります。
車体は既製品の京浜急行1000形を小変更しただけに映ります。
よってアンチクライマーは3枚とも等幅で実車とは異なります。
動力ユニット搭載車はモハ1029で逆組成は少々苦しいでしょう。
1029F-2(1029F-1+1037F-1)。
※TOMYTEC製。
1029F-5。
※TOMYTEC製。
京成1000形を3形態に分類してみました。
◆前期仕様:貫通扉種別板挿し取付(借入~1989/9)。
◆中期仕様:貫通扉種別表示窓設置(1989/10~1990/11)。
◆後期仕様:アーマープレート切除(1990/12~返却)。
先にTOMYTEC製京成1000形1029F-2(前期仕様),1029F-5(後期仕様)を出場させました。
そこで1037Fのプロトタイプは中期仕様(1037F-4)とします。
モハ1037 [□ □ □]。
当然ながらこれまでの京成形式とは勝手が違います。
前面はとにかく黒が強い印象でした。
衝立形状の黒色ライトケースが前面窓に近く平板感がありました。
もちろん各種ステッカーを貼れば多少緩和されるとは思います。
モハ1037 点灯試験[□ □ □]:前照灯。
先ず点灯試験を行いました。
1灯前照灯のせいか両表示器の光量が勝ります。
プリズム構造次第によりますが減光対策を試行します。
さっそく第一次整備に取り掛かります。
構造確認のためモハ1037を分解します。
入工中のモハ1037(1037F)。
ライトケースは2pcsですが乗務員室を埋める程の大きさでした。
近年の製品はコンパクト化が進んでおり世代を感じます。
恐らく初期の京浜急行1000形から変更されていないのでしょう。
そのライトケース撤去も手間が掛かりました。
斜めに外そうとしたところ後位側の1pcsだけが移動しました。
勝手に偏位した後位側ライトケース部品。
前位側ライトケースは実質プリズム押え部品でした。
しかも側面窓セルを撤去しないと取り出せない構造です。
生憎大量の流し込み接着剤が投入されており撤去に苦戦しました。
どうにか側面窓セルを外し終えライトケース関連に戻ります。
前位側ライトケース部品だけが残った車体。
ところが撤去と同時に前照灯用プリズムが脱落してしまいました。
支持しているだけで嵌合爪は無く取扱いには注意が必要でしょう。
↓
間接減光式を採用した表示器用プリズム。
そして取り出せたプリズムに間接式減光対策を施します。
両表示器とも直角部の角が落とされておりここをマッキーで塗り潰しました。
台車細工は後廻しとした床板一式。
序でに運転台側:TNカプラーSP,連結面側:KATOカプラーに交換しました。
この際TNカプラーSPとカプラーアダプターポケットが干渉しました。
他形式での事例と同様ポケット側を削れば解消できると思います。
↓
モハ1037 点灯試験[□ □ □]:前照灯[間接式減光対策試行)。
間接式減光対策は一定の効果が見られます。
なお第二次整備時に青マッキーで塗り替える予定です。
この他の工程は側面種別・行先表示器の基準幕化です。
両表示器は車体再現であり青マッキーで塗り潰しました。
↓
モハ1039(1037F:側面種別・行先表示器基準幕化施工)。
なお製品にはダミーカプラー2つが付属しています。
従って1029F,1037Fを分割した4両編成にも対応していました。
ただ動力ユニットを調達しない限り何れかは自走不能になってしまいます。
またアーマープレート形状も齟齬になるため難しい選択だと思います。
↓
モハ1040+モハ1037 (非動力車+動力ユニット搭載車)。
モハ1029も運転台側をTNカプラーSPに交換しました。
ところがTS-310動力台車に支障すると判明しています。
対策を要しますが大きな加工に迫られるかもしれません。
↓
1037F (TNカプラーSP交換施工)。
その他モハ1032,モハ1040のジャンパホースも気になります。
柔軟性が無く何度も変形させたため切断を含めた対策を検討中です。
第二次整備はモハ1032から開始しようと思います。
※改訂:2024年4月6日
マイクロエース製京成1000形(A0074:1037F)が回着しました。
既に京浜急行1000形がリリース済で何れはリリースされると思っていました。
隙間を突くマイクロエースらしい製品だと思います。
京成1000形1037F 4+4編成。
[1037F]:1037-1038-1039-1040+1029-1030-1031-1032。
※1029F+1037F,中期仕様(1037F-4)種車。
1037F+1029Fの4+4編成ですが厳密なプロトタイプは設けられていません。
製品説明には[前面種別板はステッカーにより外挿し,内挿しを選択可能]とあります。
車体は既製品の京浜急行1000形を小変更しただけに映ります。
よってアンチクライマーは3枚とも等幅で実車とは異なります。
動力ユニット搭載車はモハ1029で逆組成は少々苦しいでしょう。
1029F-2(1029F-1+1037F-1)。
※TOMYTEC製。
1029F-5。
※TOMYTEC製。
京成1000形を3形態に分類してみました。
◆前期仕様:貫通扉種別板挿し取付(借入~1989/9)。
◆中期仕様:貫通扉種別表示窓設置(1989/10~1990/11)。
◆後期仕様:アーマープレート切除(1990/12~返却)。
先にTOMYTEC製京成1000形1029F-2(前期仕様),1029F-5(後期仕様)を出場させました。
そこで1037Fのプロトタイプは中期仕様(1037F-4)とします。
モハ1037 [□ □ □]。
当然ながらこれまでの京成形式とは勝手が違います。
前面はとにかく黒が強い印象でした。
衝立形状の黒色ライトケースが前面窓に近く平板感がありました。
もちろん各種ステッカーを貼れば多少緩和されるとは思います。
モハ1037 点灯試験[□ □ □]:前照灯。
先ず点灯試験を行いました。
1灯前照灯のせいか両表示器の光量が勝ります。
プリズム構造次第によりますが減光対策を試行します。
さっそく第一次整備に取り掛かります。
構造確認のためモハ1037を分解します。
入工中のモハ1037(1037F)。
ライトケースは2pcsですが乗務員室を埋める程の大きさでした。
近年の製品はコンパクト化が進んでおり世代を感じます。
恐らく初期の京浜急行1000形から変更されていないのでしょう。
そのライトケース撤去も手間が掛かりました。
斜めに外そうとしたところ後位側の1pcsだけが移動しました。
勝手に偏位した後位側ライトケース部品。
前位側ライトケースは実質プリズム押え部品でした。
しかも側面窓セルを撤去しないと取り出せない構造です。
生憎大量の流し込み接着剤が投入されており撤去に苦戦しました。
どうにか側面窓セルを外し終えライトケース関連に戻ります。
前位側ライトケース部品だけが残った車体。
ところが撤去と同時に前照灯用プリズムが脱落してしまいました。
支持しているだけで嵌合爪は無く取扱いには注意が必要でしょう。
↓
間接減光式を採用した表示器用プリズム。
そして取り出せたプリズムに間接式減光対策を施します。
両表示器とも直角部の角が落とされておりここをマッキーで塗り潰しました。
台車細工は後廻しとした床板一式。
序でに運転台側:TNカプラーSP,連結面側:KATOカプラーに交換しました。
この際TNカプラーSPとカプラーアダプターポケットが干渉しました。
他形式での事例と同様ポケット側を削れば解消できると思います。
↓
モハ1037 点灯試験[□ □ □]:前照灯[間接式減光対策試行)。
間接式減光対策は一定の効果が見られます。
なお第二次整備時に青マッキーで塗り替える予定です。
この他の工程は側面種別・行先表示器の基準幕化です。
両表示器は車体再現であり青マッキーで塗り潰しました。
↓
モハ1039(1037F:側面種別・行先表示器基準幕化施工)。
なお製品にはダミーカプラー2つが付属しています。
従って1029F,1037Fを分割した4両編成にも対応していました。
ただ動力ユニットを調達しない限り何れかは自走不能になってしまいます。
またアーマープレート形状も齟齬になるため難しい選択だと思います。
↓
モハ1040+モハ1037 (非動力車+動力ユニット搭載車)。
モハ1029も運転台側をTNカプラーSPに交換しました。
ところがTS-310動力台車に支障すると判明しています。
対策を要しますが大きな加工に迫られるかもしれません。
↓
1037F (TNカプラーSP交換施工)。
その他モハ1032,モハ1040のジャンパホースも気になります。
柔軟性が無く何度も変形させたため切断を含めた対策を検討中です。
第二次整備はモハ1032から開始しようと思います。
※改訂:2024年4月6日