JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

東北巡業6日目(1)

2018-09-13 16:14:40 | 移動運用
9月2日

CAS-4B:双葉郡浪江町 CW 12局/SSB 8局・南相馬市 CW 3局
FO-29:南相馬市 CW 11局/SSB 7局・浪江町 SSB 7局/CW 6局
双葉郡浪江町(07015G):3.5MHz CW 1局
南相馬市(0718):3.5MHz CW 1局
 いよいよ巡業も最終日。もうひと頑張りです。難所の福島県浜通りが待ち構えていますが、サテライトSSBの需要度がとりわけ高い地域でもあり、緊張感が高まります。まずは浪江町と南相馬市の境界に到着(写真上左)。4:49からのCAS-4Bは浪江町からスタート。日曜日ということもありますが、5時前にもかかわらず大勢のサテライターが既にシャック入りされていました。CWだけで軽く2ケタに乗り、信号も強くSSBもばっちり。終盤で南相馬市に移りましたが、3局交信したところでLOSとなりました。ちょっと時間があったので3.5MHzで出ようと準備していた時に、某局から電話が入りました。この後のお魚の確認でした。5:05からのFO-29は南相馬市から折り返し。珍しく自分のループもはっきりと聞こえる良好なパス。各局からのコールが続き、合計31交信の大漁となりました。LOS後は改めて3.5MHzにトライ。横浜市から強力な信号が飛び込んできましたが、他は入感ありませんでした。

双葉郡双葉町(07015D):CAS-4A CW 11局/SSB 8局
 いいいよ難所中の難所に差し掛かりました。適当な運用場所も無いので、R6の路肩に停車してゲリラ運用するしか無さそうです。二輪車、自転車、歩行者が通行できない区間です。車外に出ることはできないので写真撮影は車内から(写真上右)。ここは5:55からCAS-4Aで一本勝負。立ち上がりはやや遅かったですが、CQを出すとどっと押し寄せました。SSBで取りこぼしはありましたが、終盤までよく伸びて、最後はCWで1局上積み。大台には一歩及びませんでしたが、まずまずの成果でした。

CAS-4B:双葉郡大熊町 CW 10局/SSB 10局・双葉郡富岡町 SSB 4局
双葉郡富岡町(07015B):7MHz CW 1局
双葉郡大熊町(07015A):7MHz CW 1局
FO-29:富岡町 CW 8局/SSB ●
 大熊町と富岡町は常磐富岡IC近くの、これまでも何度か運用したことのあるダブルの土俵から(写真下左)。R6からの脇道はことごとく閉鎖されていおり、富岡町役場近くまで南下してから、ようやく常磐自動車道方面に右折。大きく迂回することになりましたが、6:29からのCAS-4Bにぎりぎり土俵入りが間に合いました。大熊町からスタート。若干取りこぼしもありましたが、CWだけで一気に2ケタに乗りました。SSBも引き続き好調で、大熊町SSBの需要もほぼ満たしたようです。終盤はSSBのまま富岡町へ。名誉横綱衆はしっかり押さえてきます。時間調整の7MHzは鳥取市のみ。6:53からのFO-29は富岡町から。16度と低めのパスのせいか、立ち上がりはかなり遅く、7分くらい掛かりました。CWで途切れたところでSSBに切り替えましたが、ループを見失い、そのまま早めのLOSとなりました。

双葉郡楢葉町(07015H):
CAS-4A:双葉郡広野町 CW 10局/SSB 8局・楢葉町 SSB 6局/CW 5局
 広野町と楢葉町の境界に到着(写真下右)。楢葉町側で急いでHF運用しましたが、7MHz、10MHzともボウズ。7:36からのCAS-4Aはとりわけ需要度の高い広野町からスタート。CASシリーズにしてはやや早めにループが取れ、CQを出すとあっという間に2ケタに乗りました。SSBも引き続き好調で、ミッションにも無事成功しました。SSBのまま楢葉町に移り、広野町と合わせて14連続SSB。喉が限界になり、息をつく暇も無くへろへろになりながら、終盤はCWで上積み。LOS間際までよく伸びて、合計29交信の大漁となりました。
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東北巡業5日目(3)

2018-09-13 09:03:14 | 移動運用
9月1日

陸前高田市(0311):7MHz CW 1局
 XWシリーズまで時間があったので、気仙沼市との境界の少し手前で軽く運用(写真上左)。10MHzは空振りでしたが、7MHzでは川崎市多摩区からコールがありました。

気仙沼市(0605):XW-2D CW 1局/SSB ●、7MHz CW 1局
 運用が忙しくて昼食がまだだったので、道の駅大谷海岸はまなすステーションに寄ってみました(写真上中)。震災により不通となってしまった、気仙沼線大谷海岸駅があった場所です。気仙沼カレーで遅いランチ。肉の代わりにメカジキが入ったものでした。この場所も東側のロケは抜群ですが、15:39からのXW-2Dは南三陸町との境界近くの海辺に土俵を変えました(写真上右)。朝から行程を前倒ししてきましたが、結局当初の予定通りのパスでのミッションとなりました。13度と低めですが東側は海。しかし1エリアから西は低すぎて厳しそうです。ここがお魚の某局からも事前に白旗が揚がっていました。しばらく空振りが続きましたが、ようやく群馬県からコール。もしかしたら神奈川県も行けるのではと期待が膨らみましたが、その後も空振りでした。SSBに切り替えてみましたが撃沈で、そのまま無念のLOSとなりました。ちょっと時間があったので次に向かう前にHF運用。7MHzでは鳥取市からコールがありましたが、10MHzはボウズでした。

本吉郡南三陸町(06014F):7MHz CW 1局、XW-2B CW 11局/SSB 3局
 少しでもロケの良い場所を探しながら境界付近から少し進んで、コンビニに入りました(写真下左)。7MHzで軽く足跡を残し、コーヒーブレークの後は16:07からのXW-2B。26度の東パス。1エリア方面でも前便よりは条件が良いと思われます。ループは早めに取れ、CQを出すとどっと押し寄せました。4局目でお目当ての局とも無事交信。流石にここで打ち切って気仙沼市に戻れば大顰蹙を買いそうなので、その後も南三陸町シングルで引っ張りました。SSBは名誉横綱も取りこぼす厳しい状況でしたが、一旦CWに戻ってから最後にSSBで上積みできました。

宮城郡利府町(06013C):XW-2F CW 10局/SSB 1局
 三陸自動車道無料区間に入り、途中登米ICで下りて給油の後、さらに進んで鳴瀬奥松島ICから有料区間へ。利府町の春日PAで小休止(写真下中)。ちょうど17:40からのXW-2Fが来るので出てみることにしました。取りこぼしもありましたが、CWで2ケタに乗せることができました。残り3分でSSBに切り替えましたが、1局交信したところでLOSとなりました。

FO-29:相馬郡新地町 CW 5局/SSB ●・亘理郡山元町 CW 2局
XW-2A:山元町 6局/SSB 3局・新地町 CW 2局
 仙台東部道路から常磐自動車道へと進み、山元ICで下りてR6を南下。新地町と山元町の境界に到着。18:56からのFO-29は新地町からスタート。珍しくループは早めに取れましたが、しばらく空振り。ようやく各局からのコールがあり、ここのSSBがお魚の某名誉横綱とも交信できました。途切れたところでSSBへ。一気にダブルでミッション成功かと思いましたが、信号が弱まりSSBでは厳しくなり、結局4分ほど迷子になってしまいました。山元町に移りCWでどうにか体勢を立て直しましたが、2局交信したところで再びループを見失い、そのまま早めのCLとなりました。体力、気力とも限界に近付いていましたが、リベンジを期して19:22からのXW-2A。山元町からスタート。ループも早めに取れて順調な滑り出し。SSBに切り替えると真っ先にお目当ての局からコール。まず1匹目クリア。信号も強く2匹目も楽勝と思われましたが、タイミングのズレたコールやdupeのコールが聞こえ始めました。どうやら他の移動局が被ってきたようです。すぐQSYして続行。新地町に移ってCWでは真っ先にお目当ての局からコール。今度こそ大丈夫だろうと思いましたが、まだMEL頃にもかかわらずループが取れなくなってしまいました。他局の被りで時間をロスしたのが悔やまれます。土曜日ということで移動局のQRVが多かったのが不運でした。残念ながら2匹目の魚は残してしまいましたが、近いうちに誰かが行ってくれるでしょう。

 そうま温泉天宝の湯で早朝からの運用の疲れを癒やした後は、宿所の道の駅南相馬へ。549kmの過酷なロングドライブで巡業5日目終了。
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東北巡業5日目(2)

2018-09-13 08:52:13 | 移動運用
9月1日

宮古市(0303):CAS-4A CW 8局/SSB 6局
 9:26からのCAS-4Aは宮古市の藤原埠頭の近くから(写真上左)。取りこぼした局とも無事交信でき、後半のSSBもまずまずの出来でした。終盤CWに戻ってから最後にSSBでも上積みできました。

下閉伊郡山田町(03007G):CAS-4B CW 12局/SSB 5局、10MHz CW 2局
 山田町はコーヒーブレークのため立ち寄ったコンビニの駐車場から(写真上中)。まずは9:59からのCAS-4A。ここもシングルにしてはまずまずの出来でした。10MHzでは3エリア、4エリアからコールがありました。

上閉伊郡大槌町(03004A):10MHz CW 3局、7MHz CW 1局、CAS-4A CW 11局/SSB 5局
 大槌町に到着。向かう途中に立ち寄った浪板海岸も震災による津波と地盤沈下で綺麗な砂浜の大部分が消失したそうですが、たまたま着地した場所は旧町役場の近くだったようです(写真上右)。10MHzで運用開始。九度山町、五島市に続いて神奈川県からもコールがあり、339のレポートをいただきました。14MHzにも期待が高まりましたがボウズ。7MHzでは意外なことに神奈川県からコール。今度は599のレポートでした。11:06からはCAS-4A。ループが取れたのはMEL頃になってしまいましたが、CQを出すと各局からのコールが続きました。終盤SSBに切り替えましたが、最後に名誉横綱を取りこぼしてLOSとなりました。

釜石市(0302):CAS-4B CW 9局
 三陸自動車道の無料区間が断続的に開通しており、広い岩手県も移動はスムーズです。11:40からのCAS-4Bはこの区間の終点の釜石両石ICの近くから(写真下左)。このパスも立ち上がりはMEL頃。SSBに切り替える前に10局目を取りこぼしてLOSとなりました。

気仙郡住田町(03006B):CAS-4A CW 3局/SSB ●
 行程を前倒しして三陸海岸を南下してきましたが、12:47からのCAS-4Aで気仙沼市までは辿り着けそうにありません。冷静に考えてみればMEL11度と、15時台XW-2Dの13度よりさらに条件は悪いので、無駄な努力でした。大船渡市あたりでも良かったのですが、うろ覚えで住田町が誰かのお魚だったような気がしたので行ってみることにしました。トンネルを抜けて住田町へ。AOSの2分後に11度でもどうにか打ち上がりそうなロケの場所に辿り着きました(写真下中)。ここでは地元の方の訪問がありました。邪魔だからどけと言われるのかと思ったら、無線に興味があるとのこと。公開運用となり緊張感も高まりましたが、ループが取れたのはMELから2分ほど経った頃。CWで4局目、5局目を取りこぼした後、ダメ元でSSBに切り替えましたが、既に山LOSだったようです。

大船渡市(0305) LA-20 鷹生ダム:7MHz CW 1局、10MHz CW 2局、14MHz CW 1局
 大船渡市に引き返し、鷹生ダムに行ってみました(写真下右)。ここは予定にはなかった場所でしたが、急遽番号を調べて湖沼サービスに打って出ました。7MHzで運用開始。2分ほど空振りが続きましたが、ようやく鳥取市からコール。これで岩手県も全市町村での運用を達成し、目出度く7エリア完成となりました。10MHzでは五島市、九度山町がオープン。幾分コンディションが上がってきたようなので14MHzにもトライ。九度山町からコールがありました。今回の巡業では14MHzはある程度期待していましたが、黒石市、田舎館村、平川市での近場の直接波以外は、西目屋村での鳥取市、大船渡市での九度山町のみ。皮算用は大きく外れ、五島市とは交信できませんでした。
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東北巡業5日目(1)

2018-09-12 21:11:25 | 移動運用
9月1日

XW-2C:九戸郡軽米町 CW 7局/SSB 2局・九戸郡九戸村 CW 6局
九戸郡九戸村(03005E):3.5MHz CW 1局
九戸郡軽米町(03005D):3.5MHz CW 1局
CAS-4B:九戸村 CW 8局/SSB 7局・軽米町 SSB 3局/CW 3局
 9月になりました。朝起ると気温は17度ほど。少し肌寒く感じられたので、巡業5日目にして初めて長袖のシャツを羽織りました。道の駅から車で5分足らずで、9月場所最初の土俵に到着(写真上左)。4:43からのXW-2Cは軽米町からスタート。サテライターは概して早起きですが、土曜日とあって4時台にもかかわらずシャック入りしている局が多いようです。各局からのコールが続きましたが、SSBはやや厳しかったです。九戸村に移ってからは終盤でとりこぼしもあり、SSBに切り替える前にLOSとなりました。ちょっと時間があったので3.5MHz。九戸村ではうるま市からコールがありましたが、軽米町では鳥取市のみでした。5:00からのCAS-4Bは九戸村からスタート。前便で取りこぼした局とも交信でき、SSBが不調だった分も挽回できました。合計21交信の大漁となり、早朝から好調な滑り出し。

XW-2B:岩手郡葛巻町 CW 7局/SSB 5局
 前の土俵で2便の合間にHFでも足跡を残せたので、早めに次に向かうことができました。当初の計画ではパスするはずだった5:27からのXW-2Bでしたが、AOSの3分後に葛巻町と九戸村の境界に辿り着くことができました(写真上中)。MEL57度の格好の東パス。ダブルの土俵ですが、前の土俵で九戸村は需要を満たしたと思われ、遅刻したこともあり、ここは葛巻町シングルでじっくりと。MEL近くになってしまいましたが、ループが取れると各局からのコールが続きました。SSBもばっちり。終盤はやや早めのLOSでしたが、岩手県の未運用地攻略も幸先良く1ヶ所目をクリア。

CAS-4B:九戸郡野田村 CW 12局/SSB 2局・久慈市 SSB ●
XW-2B:久慈市 ●
久慈市(0309):7MHz CW 4局
 当初6時台のFO-29、XW-2Cで葛巻町、久慈市のダブルを予定していましたが、葛巻町が片付いたことで一気に先に進むことにしました。道の駅のだの近く、北リアス線の裏手で野田村と久慈市の境界付近に到着(写真上右)。6:39からのCAS-4Bは野田村から。CASシリーズにしては立ち上がりは早く、各局からのコールが続きました。取りこぼしのロスが響いたか、終盤はSSBで久慈市に移った頃にはLOSでした。久慈市7MHzボウズの後、7:02からのXW-2Bは久慈市から。10度と低めの西パス。MEL前後の短時間勝負になりそうですが、結局打ち上がらず不発に終わりました。LOS後は改めて久慈市7MHz。短時間のうちに一気にコンディションが上がり、4エリアと1エリアのみながら、4局がどっと押し寄せました。

下閉伊郡普代村(03007D):CAS-4B ●、10MHz CW 1局
 普代村と田野畑村の境界に到着(写真下左)。7MHzボウズの後、7:45からのCAS-4B。ロケは悪いですが71度の天頂パスなので十分打ち上がりそうです。しかしMEL近くなっても全くループの気配なし。結局不発に終わりましたが、名誉横綱衆から掲示板の書き込みや電話があり、この時間のパスは4Bではなく「4A」だったと知らされました。改めて某局のSAT時刻表を見ると4Aになっています。あちゃー、やっちゃいました。しかし冷静に考えてみれば、この時刻表からコピペしたもので行程の検討をしていたので、読み間違えるはずはなく、その後修正されたとしか考えられません。以前からよく利用していた時刻表は10日分しか表示されないので行程検討段階では使えず、こちらの時刻表で調べましたが、やはり最終案の段階で時刻表の再確認は必要かもしれません。さて、サテライトが不発だったので、やはりHFで足跡を残すしかありません。7MHz再トライもボウズに終わり、絶体絶命のピンチとなりましたが、藁にもすがる思いで10MHzにQSYすると鳥取市からコールがありました。とんだハプニングがあり、サテライトは残念ながら不発に終わってしまいましたが、普代村もどうにかクリアできました。

CAS-4B:下閉伊郡田野畑村 CW 14局・下閉伊郡岩泉町 CW 2局
 田野畑村と岩泉町の境界に到着(写真下中)。8:19からはCAS-4Bで間違いないようです。田野畑村からスタート。毎度のことながら立ち上がりは遅かったですが、五島市からのコールの後は各局が続きました。先日FO-29で久しぶりにBSKさんと交信できましたが、今度は受信固定の衛星での初交信にも成功。終盤はSSBに切り替えるか、CWのまま岩泉町に進むか選択を迫られましたが、信号がやや弱めだったので後者をとりました。最後の最後にサテライト初交信の局からコールがありましたが、残念ながら取りこぼし。新局ゲットは次の機会に持ち越しとなりました。

XW-2A:下閉伊郡岩泉町 CW 7局/SSB ●・(宮古市)
 岩泉町と宮古市の境界に到着(写真下右)。8:53からのXW-2Aは15度と低めの西パス。案の定立ち上がりは遅く、SSBは撃沈で早めのLOS。岩泉町シングルで終わってしまい、前便に続きSSBでは足跡を残すことができませんでした。
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東北巡業4日目(2)

2018-09-12 12:52:15 | 移動運用
8月31日

むつ市(0208) LA-11宇曾利山湖:10MHz CW 2局
 折角なので恐山を観光したいところです。県道284号線は通行止めの区間があるようなので、途中で引き返して海岸沿いに大きく迂回することになりました。県道4号線を下っていくと、次第に硫黄の臭いが漂ってきました。食堂で昼食後、六大地蔵で巡業の安全とミッション成功を祈願。恐山温泉で疲れを癒やしていきたかったですが、先を急がなければなりません。「まむし注意」の看板に怯えながら、三途の川で軽く湖沼サービス(写真上左)。佐井村を出てから2時間近く経っていましたが、10MHzでCQを出すと早速鳥取市からコール。五島市も続きました。

上北郡七戸町(02001B):10MHz CW 1局
 むつ市で給油後は一気に下北半島を南下して七戸町に向かいます。下北半島縦貫道路を経てR4へ。恐山を出発してから2時間近いロングドライブで七戸町と十和田市の境界に辿り着きました(写真上中)。大分お待たせしてしまいましたが、10MHzでCQを出すと早速五島市からコールがありました。七戸町も無事クリアし、青森県完成に王手が掛かりました。当初はここでXW-2Cまで考えていましたが、体力も限界に近付いていたので、滞在時間2分ほどで先を急ぐことにしました。

XW-2C:三戸郡五戸町 CW 2局/SSB 2局・十和田市 CW 2局
 AOSには間に合いませんでしたが、15:38からのXW-2Cは五戸町と十和田市の境界に滑り込み(写真上右)。MEL頃12度の低めのパスでしたが、どうにかダブルで足跡を残すことができました。

FO-29:三戸郡南部町 CW 3局/SSB 2局・三戸郡三戸町 CW 4局/SSB 3局・三戸郡新郷村 CW 7局/SSB 1局
 16:21からのFO-29は県道45号線でトリプルに挑戦(写真下左)。当初の計画では17:10からのXW-2Cで予定していた土俵。行程を前倒しするとパスとロケの関係が崩れて失敗することも多々ありますが、17度と低めのパスながらそれぞれ打ち上がりそうな場所を選ぶことで見事にトリプルに成功しました。SSBは苦戦しましたが、合計20交信とまずまずの成果。

三戸郡田子町(02003G):10MHz CW 1局、7MHz CW 1局
三戸郡三戸町(02003E):10MHz CW 1局、7MHz CW 1局
XW-2C:田子町 CW 7局/SSB 3局・三戸町 SSB 2局/CW 5局・田子町 CW ●
 R104秋田街道沿いのロケの良い田んぼに到着(写真下中)。10分ほど時間があったのでまずHF運用。田子町10MHzでCQを出すと2分ほど経ったところで五島市からコールがありました。これで秋田県に続いて青森県も全市町村での運用を達成しました。7MHzも五島市のみでした。17:10からXW-2Cは田子町から。SSBに切り替てからやや厳しくなりましたが、後半になると信号も強まってきました。取りこぼしもあり20交信には届きませんでしたが、終盤までよく伸びました。

FO-29:二戸市 CW 13局(dupe 1)/SSB 2局
 金田一温泉センター「ゆうゆうゆーらく」に到着(写真下右)。入浴の前に 18:05からのFO-29で本日結びの一番。立ち上がりはやや遅かったですが、各局からのコールが続きました。BSKさんとはVO-52の頃によく交信いただいていましたが、約3年半ぶりの交信でした。信号が弱くSSBはやや厳しかったですが、どうにか2局交信。CWに戻ってから鳥取市某局からdupeのコールがありましたが、しばらくループを見失っていたので、再び取っ掛かりを掴めるようにとの配慮でしょう。お陰様で数局上積みでき、5分ほど残してCLしました。

 金田一温泉で下北半島ロングドライブの疲れを癒やした後は、九戸村の道の駅おりつめオドデ館へ。走行距離428kmで巡業4日目終了。
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東北巡業4日目(1)

2018-09-12 08:34:40 | 移動運用
8月31日

東津軽郡平内町(02007F):
FO-29:平内町 CW 10局/SSB 2局・上北郡野辺地町 CW 7局/SSB 4局
上北郡野辺地町(02001D):
XW-2F:平内町 CW 8局/SSB 5局・野辺地町 SSB 3局/CW 2局
 R4を進み平内町と野辺地町の境界直前にあるもしもしピットに到着(写真上左)。海岸には津軽藩と南部藩の境界として作られたという四ツ森(藩境塚)がありますが、観光する時間は無く運用開始。平内町3.5MHzはボウズで、5:11からのFO-29は平内町からスタート。ループは早めに取れ、CQを出すと各局からのコールが続きました。野辺地町に移ってからも引き続き好調。終盤はSSBからCWに戻ってしばらく空振りでLOSとなりました。野辺地町では3.5MHzでアタリがあったものの残念ながら交信に至らず、7MHzはまだ時間が早すぎるのかボウズでした。HFは今日も苦戦を強いられそうです。平内町に戻って5:41からのXW-2F。立ち上がりはやや遅かったですが、徐々に調子を上げ、終盤までよく伸びました。FO-29に遅刻した局とも無事交信できました。

CAS-4A:上北郡東北町 CW 11局/SSB 1局
XW-2C:上北郡六ヶ所村 CW 11局/SSB 2局・東北町 SSB ●
上北郡東北町(02001C):7MHz CW 1局
上北郡六ヶ所村(02001K):
CAS-4B:野辺地町 CW 8局/SSB 6局・東北町 SSB 4局
 県道180号線に200mほどの移動でトリプルができるロケ抜群の土俵がありました(写真上中) 6:15からのCAS-4Aは東北町から。CASシリーズにしてはまずまずの立ち上がり。各局からのコールが続きましたが、SSBはやや苦戦。終盤まで粘ってどうにか1局交信できましたが、東北町シングルで終わりました。6:30からのXW-2Cは六ヶ所村から。このパスも似たような展開になりました。終盤で東北町に移りましたがループを見失いそのままLOS。時間調整の東北町7MHzでは川崎市多摩区からコールがありましたが、六ヶ所村はボウズに終わりました。6:48からのCAS-4Bは野辺地町から。このパスは信号も強くSSBもばっちりでした。終盤もよく伸びて、東北町SSBも4Aで不調だった分は挽回できました。

上北郡横浜町(02001E):7MHz CW 1局
上北郡六ヶ所村(02001K):7MHz CW 3局
XW-2F:横浜町 CW 5局/SSB ●
 横浜町と六ヶ所村の境界に到着(写真上右)。横浜町7MHzでは早速深谷市からコール。六ヶ所村に移ると鳥取市や福岡県もFBに入感しました。7:16からのXW-2Fは横浜町から。早めにループは取れたもの、2Fにしては信号が弱く苦戦。期待したほど交信数は伸びず、SSBも撃沈でした。

下北郡東通村(02004G) LA-13 早掛沼:10MHz CW 1局
CAS-4B:東通村 CW 6局/SSB 4局・むつ市 SSB 5局/CW 6局
 東通村とむつ市の境界にある早掛沼に到着(写真下左)。むつ市は後ほど別の湖沼での運用を予定しているので、ここは東通村で湖沼サービス。7MHzはコンディションが落ちてしまったようでボウズ。10MHzも空振りが続きます。CAS-4BのAOSが迫っていましたが、どのみち立ち上がりは遅いので10MHzでCQを続行。粘った甲斐あって多摩市からコールがありました。若干遅れて8:29からのCAS-4B。準備が整った頃にタイミング良くループが取れました。HFで窮地を救ってくれた局とも無事交信。後半のむつ市も引き続き好調で、合計21交信の大漁となりました。

CAS-4A:下北郡風間浦村 SSB 4局・下北郡大間町 SSB 4局
下北郡大間町(02004B):7MHz CW 1局
下北郡風間浦村(02004C):7MHz CW 1局
CAS-4B:風間浦村 CW 7局・大間町 CW 5局
 R279を進み、風間浦村と大間町の境界に到着(写真下中)。HF運用を始めようとしたところでいきなり異変発生。キーヤーから符号が出ません。過去にも何度かあったリグのキージャックの接触不良を真っ先に疑いましたが、キーヤーとリグの接続ケーブルを含めて異常なし。キーヤーのメモリーボタンを押すとCQが出ます。ということはパドルか? マイクロスイッチの配線を見ると、何とアース側の線が断線しているではありませんか。9:36からのCAS-4AのAOSとなってしまい、慌てて予備のパドルをセット。墨田ウェーブ会長JG1HUF作のFT-817に直接装着するパドルですが、サテライトで全て手打ちは厳しいのでメモリーキーヤーを通すことに。ループは取れたので早くどうにかしなければなりません。とりあえず養生テープで固定しましたが、逆さにつけてしまったようで長点、短点が逆に。折角九度山町からコールがあったのに取りこぼし。途方に暮れてしまいましたが、はっと気が付きました。こんな時こそSSBでやればいいじゃん、、。我ながら見事な機転です。泣きながらも絶体絶命のピンチを切り抜け、SSBで4局さんがダブルで揃い踏みとなりました。当初10:09からの4Bは次の土俵を予定していましたが、CWリベンジのため留まることにしました。LOS後は急いでパドルを修理し、HF運用で時間調整。10MHzはボウズでしたが、7MHzでは鳥取市からコールがありました。SSBは十分需要を満たしたと思われるので、CAS-4BはCWに徹しました。

下北郡佐井村(02004D):7MHz CW 1局、CAS-4A CW 6局/SSB 5局
 本州最北端の大間崎を観光した後は佐井港へ(写真下右)。7MHzでは深谷市からコールがありましたが、10MHzはボウズでした。11:16からはCAS-4A。立ち上がりは遅く、ループが取れたのはMELの1分前でしたが、シングルなので慌てることはありません。取りこぼしもありましたが、まずまずの成果となりました。3年前の巡業で足を踏み入れることのできなかった、むつ市、風間浦村、大間町、佐井村もクリア。青森県攻略も順調に進んでいます。
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東北巡業3日目(3)

2018-09-10 18:17:38 | 移動運用
8月30日

五所川原市(0205) LA-5 十三湖:10MHz CW 1局
 少し動いて五所川原市は十三湖を望みながら運用(写真上左)。ここでも10MHzで鳥取市のみ。低調なコンディションが続きます。

北津軽郡中泊町(02002G):XW-2C CW 4局/SSB 2局
 県道12号やまなみラインを進みます。15:50からのXW-2Cは15度の東パス。外ヶ浜町との境界のトンネル付近では打ち上がらないと思われるので、ロケを確認しながら手前の適当な路肩で車を止めました(写真上中)。ちょっと時間があったので10MHzに出てみましたが、五島市からのアタリはまたまた一歩及びませんでした。7MHzもボウズで、結局中泊町はサテライト一本勝負に。ロケのせいかループが通ったのはMEL頃前後の3分ほどでしたが、SSBでもどうにか足跡を残すことができました。

XW-2D:東津軽郡外ヶ浜町 CW 5局/SSB ●
 16:05からのXW-2Dは外ヶ浜町から。後半勝負を覚悟で大平駅近くのロケの良い場所まで進みました(写真上右)。運用開始はMEL頃になってしまいましたが、ループはすぐに取れました。BBOさんはどこかに移動されているようで/7が付いています。信号の弱い2DなのでSSBは撃沈でしたが、遅れてもロケの良い場所を選んだのは正解だったようです。

東津軽郡今別町(02007E):7MHz CW 3局、10MHz CW 4局
東津軽郡外ヶ浜町(02007G):7MHZ CW 1局、10MHz CW 2局
XW-2F:今別町 CW 7局/SSB 5局・外ヶ浜町 CW 3局/SSB ●
 先ほどの場所から県道14号線を3kmほど進み、今別町と外ヶ浜町の境界に到着 (写真下左)。まずはHF運用。今頃になってようやくコンディションが上がってきたようで、7MHz、10MHzともまずまずの成果でした。16:35からのXW-2Fは今別町から。45度の東パスでロケも問題無さそうです。立ち上がりはやや遅かったですが、CQを出すと各局からのコールが続きました。外ヶ浜町に移ったのは終盤となってしまい、前便に続いてSSBは撃沈でした。もっともこの辺りはBBOさんによって需要はほぼ満たされているものと思われます。

東津軽郡蓬田村(02007D):10MHz CW 1局、7MHz CW 1局
青森市(0201):10MHz CW 1局、7MHz CW 1局
FO-29:蓬田村 CW 6局/SSB 1局・青森市 CW 7局/SSB ●
 津軽線中沢駅近く、R280の側道で車を止めました(写真下中)。まずはHF運用。10MHzは九度山町、7MHzは岡山市のみでしたが、どうにか2バンドで足跡を残すことができました。17:16からのFO-29は蓬田村からスタート。出だし好調に思われましたが、信号が弱いためSSBに切り替えてからは厳しくなりました。青森市に移ってからも、CWでは各局からのコールが続きましたがSSBは撃沈。その後ループが取れなくなり、早めに打ち切りました。最後に3.5MHzに出てみましたがボウズに終わりました。

 さて、BBOさんは黒石市に迎撃移動されている模様。当初の計画では19時台FO-29で黒石市・平川市・田舎館村を予定していましたが、青森市に入ったところで体力、気力の限界となってしまいました。お昼頃に14MHzで足跡を残したこともあり、再度の黒石市行きは断念し、本日の運用はここで終了としました。3年前の巡業の際はBBOさんの家のすぐ裏で運用していたにもかかわらず、行き違いになってしまい襲撃失敗。移動屋さんの習性か、ついつい移動して待ち構えたくなってしまうのでしょうけど、こちらも激しく動き回っているので捕らえるのは至難の業と思われます。昨年のハムフェアでアイボールはできましたが、今回の巡業もニアミス止まり。家でじっとしていた方が良かったかも?hi
 
 運用終了後は「なごみ処ゆったら温泉」でゆっくり湯に浸かって疲れを癒やしました。巡業中は毎度コンビニディナーが続きますが、この日は青森市内を通ったため、青森東バイパス沿いのスーパーに立ち寄って刺身盛り合わせを購入。宿所の道の駅浅虫温泉「ゆ~さ浅虫」到着後、豪華ディナーとなりました(写真下右)。走行距離418kmで巡業3日目終了。
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東北巡業3日目(2)

2018-09-10 18:12:42 | 移動運用
8月30日

CAS-4A:西目屋村 CW 6局/SSB 3局・弘前市 SSB 4局/CW 4局
 85度の天頂パスで津軽ダム付近でも十分打ち上がりそうでしたが、午後のタイトな行程を考えると、少しでも先に進んでおきたいところです。弘前市との境界まで戻り11:26からのCAS-4A(写真上左)。立ち上がりは遅かったですが、ループが取れてCQを出すと各局からのコールが続きました。弘前市に移ってからも終盤までよく伸びました。

CAS-4B:平川市 CW 5局/SSB 2局・(南津軽郡田舎館村)
 11:59からのCAS-4Bは弘前市から抜けられなかったらパスするつもりでしたが、少し遅刻して平川温泉の裏手に滑り込み(写真上中)。MEL頃になってしまいましたが、ループはすぐに取れました。どのみち立ち上がりの遅い衛星なので、遅れは実質1分程度でしょう。田舎館村とのダブルができた土俵でしたが、CW、SSBともアップリンクも入感するBBOさんをピックアップするのに手間取り、平川市シングルで終わってしまいました。

黒石市(0204):14MHz CW 1局
南津軽郡田舎館村(02008B):14MHz CW 1局
平川市(0210):14MHz CW 1局
 田んぼアートの近く、黒石市、田舎館村、平川市のトリプルポイントに到着(写真上右)。当初この土俵は19時台のFO-29を予定していましたが、行程を前倒ししてきたことで早めに来ることができました。黒石市から運用開始。昼食を終えてそろそろシャックに戻る局もいそうな時間帯ですが7MHzはボウズ。10MHzは五島市からアタリはあったものの一歩及ばず。ダメ元で14MHzにQSYすると、何とBBOさんからコール。最悪のコンディションでしたが、板柳町からの直接波が窮地を救ってくれました。3年前の東北巡業で素通りしてしまった黒石市も無事埋まり、青森県攻略もここまでは順調に進んでいます。折角のトリプルの土俵なので、田舎館村、平川市も14MHzでさっと回ってから次に向かいました。

CAS-4A:南津軽郡藤崎町 CW 8局/SSB 5局・北津軽郡板柳町 SSB 4局/CW 2局
 13:06にCAS-4Aが来ます。この付近は3年前に運用済みですが、折角なのでBBOさんに最接近して出てみることにしました。藤崎町と板柳町の境界に到着(写真下左)。立ち上がりは例によってMELの1分前くらいでしたが、各局からのコールが続きました。最後まで諦めなかった甲斐あって、残り1分ほどで板柳町CWでも交信でき、BBOさんは鳥取市の名誉横綱と並んで両モードでダブル賞となりました。アップリンクのメーターも元気に振れていました。

北津軽郡鶴田町(02002B) LA-2 津軽富士見湖:CAS-4B CW 6局/SSB 1局、10MHz CW 1局
 次に向かう途中でBBOさん襲撃を図りましたが、3年前の記憶も薄れ、それらしき豪邸は見つかりませんでした。違うルートだったかもしれません。そのまま進んで富士見湖パークに到着(写真下中)。まず13:40からのCAS-4B。この辺りでもBBOさんのアップリンクは激強のはずですが、なぜかコールがありませんでした。お出掛けされてしまったのでしょうか。湖沼サービスは直接波狙いで14MHzから始めてみましたが、こちらもBBOさんからのコールはありません。諦めて10MHzにQSYすると早速鳥取市からコールがありました。

つがる市(0209):10MHz CW 1局
 途中のコンビニで遅いランチを調達して十三湖に向かいました。つがる市、五所川原市、状況によっては中泊町も含めたトリプルができそうなロケ抜群の土俵です。夕方のXWシリーズまでパスの無い時間帯になってしまい残念。まずはつがる市でHF運用(写真下右)。10MHzで運用開始すると程なく鳥取市からコールがありました。
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東北巡業3日目(1)

2018-09-10 18:05:23 | 移動運用
8月30日

大館市(0403):
XW-2C:大館市 CW 7局/SSB 6局・北秋田市 SSB 3局/CW 3局
CAS-4B:北秋田市 CW 7局/SSB 5局・大館市 CW 1局
 秋田県に入ってからは天気も持ち直していましたが、巡業3日目は雨のスタートとなりました。夜明け前に出発し最初の土俵、大館市と北秋田市の境界に到着。雨の中で準備をしているうちに、ようやく明るくなってきました(写真上左)。3.5MHzはボウズに終わり、HFは依然泥沼から這い出せない状況です。5:10からのXW-2Cは大館市からスタート。立ち上がりは早く、CAXさんの鋭い出足に続いて、各局がどっと押し寄せました。SSBもばっちりです。北秋田市に移りSSBで3局交信後はしばらくループを見失いましたが、終盤CWで見事に復活を遂げ、20交信の大台にあと一歩のところまでで迫ることができました。引き続きすぐに5:20からのCAS-4BにQSY。CASシリーズにしては驚くほど早くループが取れて大漁も期待されましたが、後半大きく崩れました。

山本郡藤里町(04008C):7MHz CW 1局
FO-29:藤里町 CW 7局/SSB 6局・能代市 CW 6局/SSB 1局
CAS-4A:能代市 CW 7局/SSB 2局・藤里町 CW 7局/SSB 4局
 藤里町と能代市の境界に到着(写真上中)。3.5MHzはボウズでしたが、7MHzにQSYすると広島県の局からコールがありました。時間切れでHF運用は藤里町のみで終了。6:06からのFO-29は藤里町から。FOにしては早めに自分のループが確認でき、CQを出すとどっと押し寄せました。SSBもばっちりでしたが、能代市に移ってからループを見失い、CWで体勢を立て直しました。取りこぼしも続いてしまいましたが、終盤でSSBもできて、合計20交信の大台に乗せることができました。引き続き6:25からのCAS-4Aは能代市から折り返し。このパスもCASシリーズにしては早めにループが取れました。終盤はやや早めの山LOSでしたが、FO-29に続いてCAS-4Aでも20交信の大漁となりました。

山本郡八峰町(04008I):7MHz CW 1局
西津軽郡深浦町(02006H):7MHz CW 2局
CAS-4A:八峰町 CW 3局/SSB 1局・深浦町 SSB 1局/CW 4局
 朝から雨が降り続いていましたが、次に向かう途中の秋田自動車道無料区間では激しい雷雨となり、一時的にはワイパーを最速にしても前が見にくいほどの土砂降りになりました。6:58からのCAS-4Bまでに八峰町に辿り着ければQRVするつもりでしたが、僅かに間に合わず、もう少し先に進んでから改めてトライすることにしました。途中八峰町のガソリンスタンドで給油後、青森県との県境に到着(写真上右)。7MHzで運用開始すると九度山町の名誉横綱からコール。前日のアクシデントの際にも心配してメールを頂いていましたが、どうやら八峰町のサテライトSSBをご要望の様子。気合い十分でシャック入りです。深浦町に移ると深谷市からもコールがありました。幾分コンディションが上がってきたようです。8:05からはCAS-4A。当然八峰町重点です。CWで3局交信後、SSBに切り替え。あっさりとミッション成功しました。後半の深浦町では最後にBBOさんからコール。青森県入り歓迎のご挨拶もいただきました。

西津軽郡深浦町(02006H) LA-20 十二湖:7MHz CW 1局
 青森県に入り、まずは深浦町の十二湖を観光。十二湖ビジターセンターのある越口ノ池まで行ってから、王池の駐車場まで引き返して湖沼サービス(写真下左)。10MHzはボウズでしたが、7MHzにQSYするとTZJさんから有り難いコール。ここ数年熱海忘年会は仕事の定例会議とバッティングして欠席していますが、先日のハムフェアで久しぶりにアイボール。最近はサテライトでも度々コールをいただくようになりました。

CAS-4B:西津軽郡鰺ヶ沢町 CW 1局・弘前市 CW 1局/SSB 1局
 県道28号は通行止めの区間もあるようです。結局海岸沿いに大回りすることになりました。千畳敷海岸で観光をしてから次の目的地に向けて疾走。県道30号線を進み峠道を抜けると、岩木山を望む開けた直線の道に出ました。土俵入りはぎりぎりになりましたが、10:19からのCAS-4Bで鰺ヶ沢町と弘前市の境界に滑り込み(写真下中)。厳しいパスでしたが、どうにかダブルで足跡残しに成功。交信数は伸びませんでしたが、BBOさんの縄張りを荒らしてもいけません。必要最小限に留めることができて良かったということで。

中津軽郡西目屋村(02005B) LA-37 津軽白神湖:10MHz CW 1局、14MHz CW 1局、7MHz CW 1局
 ようやく西目屋村の津軽ダムに到着(写真下右)。行程表作成の段階でLA-19 美山湖となっていましたが、どうやら湖沼リストが古かったようです。西目屋村にそれらしき湖沼は他に見当たらなかったので、名称が変わったくらいにしか考えていませんでしたが、水没により廃止となりLA-37津軽白神湖(津軽ダム)に変わったとBBOさんから教えていただきました。運用の方は10、14、7MHzの3バンドとも鳥取市のみ。LA-19で送出してしまいましたが、LA-37に訂正いたします。
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東北巡業2日目(4)

2018-09-09 19:43:14 | 移動運用
8月29日

南秋田郡八郎潟町(04007D) LA-6 八郎潟調整池:10MHz CW 1局
 東部承水路を渡り対岸の八郎潟町へ(写真左)。7MHzで運用開始。また2エリアからコールがあるのではと期待しましたが、今度はボウズでした。10MHzにQSYすると五島市からアタリ。しかし今回も討ち死に。このままボウズかと思いましたが、福岡県の局からコール。いただいたレポートは449でしたが、ここでも足跡を残すことができました。

南秋田郡五城目町(04007F):7MHz CW 7局
南秋田郡井川町(04007B):7MHz CW 1局
XW-2C:井川町 CW 7局/SSB 5局・五城目町 SSB 5局/CW 5局
 そろそろ夕方の土俵に入ります。五城目町と井川町の境界に到着(写真中)。ちょっと時間があったので五城目町からHF運用。10MHzはボウズで7MHzにQSY。一気にコンディションが上昇したのか、まるでクラスタにでも上がったかのような勢いで呼ばれました。あっという間に2ケタに乗りそうでしたが、7局でぱったり止まりました。井川町に移ってからは1交信に終わりました。どん底のコンディションを考えれば、7局は大漁の部類かもしれません。結果的に今回の巡業では、五城目町7MHzの7交信がHFでの最多交信記録となりました。16:03からのXW-2Cは井川町から。出だしから好調で、SSBもばっちりでした。五城目町に移ってからも終盤までよく伸びて、合計22交信の大漁となりました。電離層が使い物にならない時はサテライトで挽回です。

XW-2D:五城目町 CW 3局/SSB ●
FO-29:八郎潟町 CW 9局/SSB 5局/五城目町 CW 5局/SSB 3局
 少し動いて馬場目川を挟んだ五城目町と八郎潟町のダブルの土俵へ。まず16:19からのXW-2Dは五城目町から。ループは取れたものの、2Dということで信号が弱くSSBは撃沈でした。早めに見切りをつけて八郎潟町に移って16:26からのFO-29にQSY。18度とやや低めだったせいか立ち上がりは遅かったですが、CQを出してからはまずまず。五城目町に戻る時間もたっぷりあり、合計22交信の大漁となりました。

XW-2B:大潟村 CW 6局/SSB 4局
XW-2F:大潟村 CW 3局/SSB 2局・八郎潟町 CW 2局
 16:47からのXW-2Bは大潟村から。立ち上がりは早く、SSBもばっちり決まりました。今回の巡業では2Bと2Fがほぼ重なって来ることが多いです。まだMEL頃でしたが、早めに2FにQSY。終盤で八郎潟町へ。しばらく空振りが続きましたが、CWでどうにか2局交信できました。

山本郡三種町(04008H) PS-003 秋田自動車道 八郎湖SA:7MHz CW 1局、3.5MHz CW 1局、10MHz CW 1局、XW-2C CW 4局
 五城目八郎潟ICから秋田自動車道に入り、八郎湖PAで小休止(写真右)。トイレと自販機以外の施設の無い、紛れもないPAですが、PSCWのリストでは「八郎湖SA」。間違いかと思いましたが、NEXCO東日本のHPでも「八郎湖SA」となっています。こんな何も無い場所に、将来ご当地グルメを味わえるレストランを増設する計画があるとも思えません。一方で東北自動車道羽生PAのように施設の充実したPAもあります。SAとPAの線引きって何なのか気になるところですが、ここでは鳥取市ピンポイントのオープンながら両バンドでPSサービスに成功。日も暮れかかってきたので3.5MHzに出てみましたが、深谷市からコールがありました。苦戦の続くHFですが、結びの土俵で3バンド足跡を残すことができたのは収穫。17:37からはXW-2C。立ち上がりが遅く、ループが取れたのはMEL頃後。CWで4局交信できましたが、SSBに切り替える前にLOSとなりました。

 運用終了後は秋田自動車道無料区間終点の二ツ井白神ICで能代市まで進み、北秋田市の米代川沿いにある伊勢堂岱温泉「縄文の湯」に到着。早朝にたっぷりかいた冷や汗を流し、ゆっくり湯に浸かって疲れを癒やした後は、宿所の道の駅たかのす「大太鼓の里」へ。絶体絶命のピンチを切り抜け、走行距離395kmで波乱の巡業2日目も無事終了。
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