JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

ARRL DX CW

2011-02-21 17:22:01 | コンテスト
仕事の後は移動運用とギターセッションにうつつを抜かしてしまったので、ごく短時間になってしまいましたが、今年もどうにかARRL International DX Contest CWに参加できました。
 土曜日は就寝前に2局交信。今回は冷やかし程度の参加と考えていたので、とりあえずこれだけでも良かったのですが、あまりにも寂しいので日曜日の夜にも少しワッチしてみました。数局聞こえていましたが、呼んでも拾ってもらえません。いつも素晴らしい耳で微弱な電波を拾い上げてくれるW各局なのにどうしたことでしょうか。コンディションが悪いのでしょうか。早朝からの仕事で疲れていたので、この日は坊主のまま10分ほどでリタイア。翌朝に賭けることにしました。
 さて、DXコンテストの面白いところは月曜の朝、出勤前に最後のお楽しみがあることです。早起きするつもりでしたが、目覚まし時計を止めて二度寝。ふと目を覚ますと7時過ぎでした。14MHzは何も聞こえませんでしたが、21MHzに行ってみると結構聞こえています。20分ほどの間に10局もとれました。一旦中断し朝食のためシャックを離れる際にふとベランダの外に目を遣りましたが、そこでおぞましい光景を目にしてしまいました。強風に煽られていたせいか、10m竿が縮んで4mほどになっていました。ワイヤーが竿に沿っている部分は僅か2mほどで、その下はAH-4の脇でとぐろを巻いていました。AH-4で7MHzでもチューニングがとれていたので、まさかこんな状況になっていたとは考えもしませんでした。日曜の夜にいくら呼んでも取ってもらえなかったのも納得。それにしても21MHzでもアンテナがこの状態にもかかわらず、ほとんど一発で応答があり、NRを聞き返されたのは1局だけでした。改めてW各局の耳の良さに驚かされました hi。
 朝食後、竿をフルアップして21MHzで再開。久し振りにTN、AL等4エリアとも交信できました。2エリアの局も入感し東海岸まで取れたかと糠喜びしましたが、これは羊頭狗肉でCAでした。最後の5分間は14MHzでコンテスト終了し、そのまま出勤となりました。

 さて、バンド毎の交信数、マルチは次の通り。
  7MHz (2交信、2マルチ)6:CA、7:AZ
  14MHz (4交信、4マルチ)7:ID,WA、0:CO、VE:BC
  21MHz(25交信、12マルチ)4:AL,TN、5:TX、6:CA、7:AZ,OR,WA、0:CO,IA,WY、VE:AB,BC
 Total 31×18=558

 今回新たに交信できた州はありませんでした。WAS(Worked All States)は依然として遠い存在です。14MHz、21MHzとも南米LUやPYが強力に入感していたのですが、呼べずに歯がゆい思いをしました。28MHzは昨年に続きゼロでした。足かけ3日のコンテストながら正味1時間ほどの参加でしたが、久し振りにDX交信を楽しむことができました。
コメント (9)
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