JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

移動運用3周年

2010-03-10 23:07:30 | 移動運用
 FT-817による移動運用を始めてから、7日(日)のさいたま市西区・桜区移動でちょうど3周年となりました。
 移動運用といえば80年代の終わり頃、飯能、秩父、青梅方面の山にFT-690mkⅡと2エレHB9CVを担いで50MHzで山岳移動したり、90年代初め頃はFT-680を車に積んで通勤時にモービル運用していたことはありました。当時はHFの移動運用なんて考えもしませんでしたが、カムバックしてみると7MHzはもちろん、3.5MHzや1.9MHzまでJCCサービスの移動運用が盛んに行われていました。
 2006年に老朽化したTS-680Sに替わって、自宅用のリグとしてIC-7000Mを購入し、少しずつアクティビティを上げていましたが、移動運用もしてみたくなって、その数ヶ月後にはFT-817も購入しました。なかなか準備が進まずそれから1年近く経ってしまいましたが、2007年3月7日、清瀬市の金山緑地公園の駐車場でモービルホイップによる7MHzがHF移動デビューとなりました。仕事で車に乗っている時間が結構あるので、初めはモービル運用をするつもりでした。当初は内蔵バッテリーでの2.5W運用でしたが、その後バッテリーを外付けして5WにQROしました。
 最初の数回はモービルホイップでの運用でしたが、実はこのとき余っているAH-4があったのです。自宅のベランダで使っていたAH-4が故障し、修理に出している間にもう1台買ってしまいました。修理から戻ってきたものをどうにか活用しよう思い、自宅のベランダアンテナと同じ事を移動でもやってみることにしました。早速踏み立てくんも購入。釣竿・AH-4での移動は2007年5月に始めましたが、その後自分の標準的な移動運用スタイルとなりました。10月頃からは7MHzはVCHアンテナを使い始めました。ちょっとした道端からも運用でき、プチ移動で1日に数ヶ所ハシゴも可能になりました。さらに手軽に移動が楽しめるようになりました。
 ちょうどこの頃、日高市の高麗川でのバーベキューに参加した際に、JG6FQW局から「AH-4でもワイヤーを長く張れば1.9MHzもチューニングするよ」と教えていただきました。コイルを入れたりワイヤーを長くすればどうにかなりそうだとは思っていましたが、実際FQWさんは当時AH-4で1.9MHzにアクティブにオンエアされていましたので、直接のアドバイスは決定的でした。そして11月に入り、清瀬市の関越道脇で30mほどのワイヤーを張って、移動運用で初めて3.5MHz、1.9MHzでの交信に成功しました。1.9MHzは2エリアの1局だけでしたが、それからローバンドにハマっていくことになりました。
 気付いたら移動運用を始めて3年も経っていました。ローバンドだけではなく、初夏のハイバンド等、季節や時間帯による伝搬の違いを感じ取りながら、バンド毎の楽しみ方も身に付いてきたように思います。また、移動でのコンテスト参加、運用場所探し、移動先でのアイボール、移動運用を肴にした飲み会等々、楽しみは尽きません。

 この3年間の移動運用でのバンド毎の交信数です。( )内は局数
  1.9MHz: 2369 ( 570)
  3.5MHz: 4922 (1087)
   7MHz: 6700 (1660)
   10MHz: 971 ( 499)
   14MHz: 138 ( 115)
   18MHz: 1060 ( 512)
   21MHz: 223 ( 175)
   24MHz: 395 ( 249)
   28MHz: 135 ( 105)
   50MHz: 125 ( 102)
  144MHz: 56 ( 40)
  430MHz: 51 ( 31)
   Total:17145

 全バンドmix重複なしで2516局(うちDX 106)と交信できました。今さら言うまでもなく、モードは全てCW、5W以下のQRP運用です。FT-817の1交信当たりのリグ代も5円程度になりました。hi

コメント (10)
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