メ~さんの山日記

兵庫県宍粟市在住。宍粟の山を中心に楽しんでいます。

鍋が森奥の院~鍋ヶ谷山

2014年09月28日 | 山歩き

9月のガイドクラブの例会は「ミステリー登山」と題して事前に会員に行き先を知らさずに、しかも「珍しいコースを歩きたい」と言う会長の考えで(山域は)後山周辺で「どこかない?」というので5月に歩いた「鍋が森奥の院コースはどお?」となって。後山に登り下山は鍋ヶ谷山から鍋が森林道への周遊コースに決まった。

 

 10時15分「鍋が森林道」の途中に駐車して13名で出発します。下山はここへ下る予定。

 20分ほどで舟木山登山口に着いた。

  

林道終点の手前から今から登るコースが良く見える。         林道終点(10時45分)

 

 11時ちょうど奥の院に着いた。鍋と言われる甌穴が見えます。 この甌穴の中に石仏があるのです。

今日は沢沿いに少し登り、その先の ヒノキ林を登ります。

 手入れのされてないヒノキ林は小枝が茂ってしかも急坂で(15分ほどですが)あまり面白くない。

 11時30分林を抜けて伐採地の上に出た。北側の眺望がいい。

 ここからしばらくは自然林の歩き易い尾根が続きます。

頂上手前の大きなカエデの木の下で眺望を楽しみながら昼食をとった。(11時55分)

 広場から10分で後山頂上に着いた。ここで記念写真。

直ぐに鍋ヶ谷山へ向かって出発。

 13時45分、鍋ヶ谷山手前の三角点1235m(点名粟倉)に着いた。

 三角点から10分ほどの鍋ヶ谷山(1253m)から下ります。入口の藪を少し切り開きそこから・・・

 尾根を下る途中でかなりスケールの大きい岩塊流を見つけた。岩についた苔が綺麗だ。

 わかり辛い尾根を何とか下山しましたが終盤は伐採した跡地に雑木が生え歩き辛かったり、作業道が出来ていたりしていましたが15時10分林道に無事下山して10分ほど歩き車に戻った。

 

 


明神山(めいしん)~三郡山

2014年09月26日 | 山歩き

四月に行った明神山と三郡山に再度行って来ました。 

 駐車地(出発地)は前回と同じ一宮町黒原、水道施設の脇に駐車して出発します。9時35分

 林道を川に沿ってしばらく進み、地図にある「点線の道」に入ります。

 点線の道はほとんど使われていないようで倒木や崩れた石で不明瞭

 最初の予定では731mピークの手前の尾根から登るつもりでしたが道があまりにも悪いため堪らず手前の広い斜面に取り付いた。ここからは少し急坂ですが歩き易い。9時50分

 ツタウルシが少し色づいて

 

 10時25分養父市との境界尾根に出た。ここから左(北西)方向の明神山へ向かいます。

 10時40分明神山(791m)に着いた。木が茂って眺望はよくありません。

 明神山から戻り市境尾根を南東方向へ歩きます。全体に広くて穏やかな尾根道は雰囲気もいい。

 11時45分宍粟市と養父市と朝来市の分岐の「三郡山」に着いたここも林の中で眺望は無いので少し先の眺望ポイントで昼食にする。

ここからは西側の藤無山、三室山付近が良く見えるはずなのですが雲に覆われ見えない上に時々小雨が降ってきた。 

 三郡山から先は朝来市との境界尾根を歩くことになりますこの付近の広い尾根は何度歩いてもいい所だ。

 12時30分三郡山を出発してから15分で二等三角点977.5m(点名神子畑)に着いた

今日は 三角点から(直ぐの)ピークから下山します。

 ここは初めて下る尾根なのでちょっと心配していましたがなかなかいい尾根です。

 30分ほどで谷に下りてきました。地図の道は谷の向こう側にあるはずですが・・・。

 谷には沢山の実をつけた沢山の「ヤマシャク」が。

 

地図の通り道が現れました。広い道ですが所々ぬかるんだり草が茂ったりしてあまりいい道ではありません。25分ほど歩き駐車地に戻った。縦走路からはほとんど眺望の無い山塊ですが、尾根の雰囲気はとてもいい・・・宍粟50名山プラス5の山になる事が出来るか??

 

 

 


松ノ木~おごしき山

2014年09月22日 | 山歩き

後山へは「松ノ木公園」から林道を通り駐車場のある(標高700m付近)登山口から取り付きますが今年の夏頃から木材の伐採作業で通行止めになっています。それならばと・・・林道を歩かずに「おごしき山」へ続く尾根を登ってみようという事で7名で行って来ました。

 松ノ木公園トイレ前に駐車して出発。9時25分

 鳥居をくぐり

 すぐ右側の尾根に取り付く

 わりと歩き易いですが、ほとんどが急坂。

 650m~700m付近でやっと傾斜が落ちてホッと一息つきましたが、この付近は広いうえに地形が複雑で迷い易い場所だ(昔に砂鉄を掘った跡かも?)

10時45分、四等三角点(点名河久保)に着いた。眺望はありません。ここで行程の約半分ぐらい。

   【822.4m 河久保】

 

 三角点から70mほど下り次の947mピークまで標高差約200mの辛い登りを頑張ります。

 947mピークで40分ほどの昼食休憩をとって出発、35分で正規登山道に合流。

 12時45分駐車地から3時間20分(休憩45分含む)でおごしき山に着いた。

 いつもよりは眺望も良く瀬戸内海もかすかに・・・

 北側は沖ノ山、トウセン、天児屋山、氷ノ山、三室山、ハサリ、くらます等々、景色を堪能して13時30分下山にかかります。

下山は一旦947mピークまで戻りそこから林道へ尾根を下ります。

 

出だしから標高750m付近まではアセビの藪と急坂でちょっと苦労しましたが下るにつれていい尾根になって気分もいい。

赤松の綺麗な尾根(マッタケを探しましたが見つけられませんでした(^_^;))

 

14時50分林道に降りて来ました。

あとは板馬見渓谷沿いの道を歩き15時30分駐車地の松ノ木公園に戻った。

 


野尻から大甲山

2014年09月20日 | 山歩き

個人的には(色んな面で)好ましくないと思っている林道ですが・・・歩く時間の短縮にはなります。今日は「カンカケ、前地林道」のどこかから大甲山に登ってみようと、野尻集落から林道を走り大甲山の「野尻登山口」の手前に駐車して出発。

野尻集落から林道を約3km走りここに駐車して出発。

10分ほどで尾根の切通しを廻りこむと波賀の町が見えてきた。

前地までの林道は600mの等高線にそって作られているようで歩くに連れて頂上より段々に離れて行く。

大甲山の主尾根に出るにはここしかないと思った尾根、11時45分ここから取り付く

最初は急坂だった尾根も所々いい所もあり一安心。

時々こんないい所もありますが半分は激登りでした

12時30分871mピークに着いた。ここからは穏やかな登山道を辿ります。

 エビフライ(リスが松ぼっくりを食べた残り)がいっぱい。

 

頂上手前のミズナラ林も久しぶりだ。

12時50分頂上に着いた。ここで50名山の整備をしている「たくさん」に遭遇。いつもは火、水、木らしいですが今日は特別だとか?

ちょっと霞んでいますが大展望!

頂上で1時間ほど休んで、13時50分腰を上げる。たくさんたちも下山するようだ(彼らは南側の行者コースへ)

14時50分頂上からちょうど60分で駐車地に戻った。

何度登ってもやっぱり大甲山は野尻からの尾根コースがいい、ガイドブックの行者コースより距離は長いですが雰囲気もいいし登りも穏やかだし是非皆さんに歩いてもらいたい。


烏ヶ山

2014年09月13日 | 山歩き

7名で烏ヶ山へ行った。平成12年の地震で永い間「登山禁止」になっていますが、あれから14年経ち(当時グラグラだった頂上付近の岩場も)かなり落ち着いて安定しているようです。

夏場の営業が終わった鏡ヶ成キャンプ場に駐車して出発。

キャンプ場から道路に出て直ぐに登山道に入ります

標高1000m付近までは広い穏やかな道を歩きます。

1100m付近から頂上手前の1400m付近までは道はしっかりしているものの熊笹が鬱陶しい

頂上近くなると視界が開けて気分もいい

頂上手前のピーク付近は木々が少し色づき空気もひんやり!この付近は地震のあと、岩が不安定で危険地帯でしたが今は安定しており要所にはロープがあり注意して登れば大丈夫だと・・・

手前のピークを越えると烏ヶ山の頂上が目前に現れた、大山の頂上はまだガスの中。

  頂上への最後の登り。

 10時55分頂上に着いた(登山口から100分)ここで1時間ほど昼食休憩。どんどん登山者が上がってくる。

 下山する頃に大山もガスが取れて綺麗な姿を見せてくれた。

 下りは「新小屋峠」へ下山します。振り返れば黒い異様な烏ヶ山が・・・

 新小屋峠の手前、穏やかな登山道

 13時40分新小屋峠に下山(頂上から100分)、ここから対面の「象山」を経由して駐車地に戻ることになった。

 遊歩道を歩いて象山に登り(象山からの鏡ヶ成、国民休暇村)

 ぐるーっとまわって休暇村に下山してきました。下山後は休暇村で入浴(¥510)

 動画は https://www.youtube.com/watch?v=6p42U2nG1AM


篭山

2014年09月10日 | 山歩き

数年前の夏に登山口まで行きながら、あまりの暑さに意気消沈して未踏だった鳥取県智頭町の篭山に行って来ました。コースはポピュラーな「中田コース」から8時45分出発。

 智頭の町から直ぐの「篭山林道」を走りここから登ります。

 最初は広い穏やかな道で歩きやすい。

 650m付近で伐採地?に出た。ここから道は大きいジグザグを繰り返して登って行きます。

 ジグザグの道はススキが育って少々鬱陶しい。

 伐採地を過ぎると低い笹が茂る明るい尾根道になった。風が無く暑い!

四国の山のような尾根道が続きます。

 10時30分905.5mの頂上についた、鳥取市内から来たという二人のおじさんと少し話をして日陰の無い頂上でおにぎりの昼食をとる。

 残念なことに眺望はいまいち良くない。北側は日本海が良く見えるはずだったのですが、霞んでます。

 南側も山のシルエットのみ(これはこれで悪くは無いですが・・・)

 11時50分頂上を出発、先に見える反射板の先868mピークから惣地コースを下る予定。

惣地コースは 急坂で熊笹が茂り、あまり利用されてないようだ。

 650m付近で作業道が現れ、これを辿り地図の林道終点を目指します。

最後は谷を下り12時45分林道に下山。15分ほどあるいて13時ちょうど駐車地の登山口に戻った。


大杉山の「あがりこブナ」

2014年09月08日 | 山歩き

やまあそさんや、TQFさん、たぬきさんのHPで紹介された「蘇武岳」付近の「あがりこブナ」を一度は見てみたいと思っていましたが自宅からは100kmもありなかなか行く機会がなかったのですが、近くまで行く用事があり足を伸ばしてみました。「あがりこブナ」というのは「地上から上がったところから子が出ているという意味を表しており、かつて人により伐採され、その部分から新たな芽が吹き成長していったものであろう」と云われています。

 

 

 万場スキー場のトップへ行く林道途中の道が大きくカーブしたところに「大杉山万場登山口」が有り、そこに駐車して少し登ったが地図の破線の道への分岐が良くわからない。

 二つ目のカーブのところからススキの中に踏み跡がありそれを辿ると

 はっきりした広い道に出た。最近は人が通った様子が無く荒れたところもありますがコースはわかりやすい

 分岐から30分ほどでやまあそさんのレポート(地図)に書いてある小滝が現れコースが正しいことが解る。少し上で左へ谷を渡りそのまま斜面をトラバース気味に登って「たぶんここだろう」と思う尾根に取り付く。

 

 15分ほど登ったところで最初のブナに会えた。ブナの生命力の強さに圧倒される!登る度、次々に6本(?)のあがりこブナが現れる。

 

 あがりこブナ以外にも真っ直ぐ伸びた肌の綺麗なブナも沢山ありましたが、なにせ斜面が急で(1kmで高低差300m)あえぎあえぎ・・・

 

 13時15分930m付近で大杉山登山道9合目に合流、ここからは良く踏まれた道を歩き13時30分山名の通り大きな杉の木がある頂上に着いた。

 大杉山頂上

 頂上からは北側の眺望がいい。

時間があれば蘇武岳まで・・、と思っていましたが、昼食を食べて13時55分下山にかかります。

 

下山の尾根も(少々急坂ですが)若いブナ林のいい雰囲気です。

 名色スキー場上部を通る蘇武岳へのコースの分岐まで降りてきました。

 14時55分、ちょうど1時間で登山口に無事下山。駆け足でしたが珍しいブナに会えた山歩きでした(^_^)

   


千町が峰南尾根

2014年09月06日 | 山歩き

先週の続きの尾根を「千町が峰」まで歩いてきた。天気はまずまずだったが蒸し暑い。

先週の藤ヶ峰から歩いて林道の切通しに下ったのが白色⇔、今日は黒色⇔から登ります。10時20分出発。

 最初は杉の植林の中を進みます、細い尾根なので迷うことは無い。

 自然林になるとアセビの森になり思うように進めないが、鹿ネット沿いがわりと歩き易い。

 50分で「弘法の池」が見えてきた、この付近は相変わらずアセビが茂って見通しが悪くその上尾根が広くなっているのでコースがわかりづらいので注意だ必要だ。

 弘法の池も年々縮小しているように思えるのですが?

 11時20分で誰もいない頂上に着いた。数年前まで日陰を作ってくれていた松ノ木が枯れて日陰がなくなって暑い!

 相変わらず霞んで眺望は良くない。昼食をとって直ぐに下山する。

 下りは東側の「防火帯ルート」を下ります。

 上部は低い笹の中の快適な道

 中間付近は「防火帯」のなごりが残る真っ直ぐな道

12時10分林道に下山、ここから3kmほど林道を歩き12時50分駐車地に戻った。