続・山形そば黄門漫遊記

記載する情報は、一部のそば好きの食べ歩きによる個人的感覚の押し付です。嘘も少しはあるでしょうから文句はご勝手に。

続 山形そば黄門漫遊記 その52   そばマップ

2006年12月26日 | そばの脇道

 何気なくモーニングショーを見ていたら、沖縄のふぐ提灯みたいなアナウンサーがキーワードを頼りに”各地の料理”を探すというのをやっていました。なんでも”さらさらのうどんを探せ”だそうでして、香川県を西へ東へ動き回っておりました。 結論から言いますと、”こんにゃく”をうどんのように切って野菜なんかと煮込んだものでしたが、「なんでこんにゃくなんすか」との問いに、「うどんが高いのでこんにゃくで代用した」という説をおっしゃる方がおられました。 「”さらさら”は”さっぱりした”という意味だと、嫁に来た頃お姑さんに聞いた」そうでして、なるほどうどんに比べると物足りないのかも知れません。 今の時代ですとダイエット食品なんでしょうが、そんなに豊かでなかった頃は”食べた気のしない”腹塞ぎ程度だったのでしょう。 山形で言うと、腹つなぎというか腹だましというか、”すいとん”、”そばがき”ということでしょうし、”おしん”でいうと”ダイコン飯”とか”いもがゆ”といったところなんでしょう。 さて今年も、山形に知らないうちにそば屋が店開きをしています。何件か立ち寄ってみましたが、さすが山形です、何のかんのと言いながら(言はれながら?)それなりの水準には来ているようです。 「じゃあ書けば」と言われるのでしょうが、「こんなもんで?」と言われるのも何ですので、うるさいのを何度か連れて行って様子を見てからにしたいと思います。 「やっぱし」というか「さすが」というか都市部は激戦地ですのでわがまま放題の田舎とは違うのです。
  ところで、例年今の時期になると美濃の守様は新年度のそばマップ製作で、痛めようのない頭を痛めます。 原因は商売を止めちゃったという情報ももちろんですが、掲載の取捨であります。余りにも独断と偏見がすぎたものですから、各方面から非難を受け、普通なら反省して少しは他人様の言うことも聞くようになるのですが、この方に限ってはそうならず、一段と偏屈に凝り固まって行ってしまったものですから大変です。 まぁもっとも食べ物に限ったことではないのでしょうが、一度載せてしまった店はそう簡単に降ろすことが出来ないのが人情、結局肥満化したリストはますます肥大化していくのであります。 なんともはや、やっぱり痛めようのない頭は痛まないのかも知れません。 ただこのそばマップ、電話帳としては結構重宝がられているところもあるようで、昨今いろんなところで見かけるようにはなってきております。
 さて、いつも申し上げますが”食べ物は好きずき”ですので、マップに載せる載せないなどという傲慢は決して許されるものではないはずなのです。 ただ、それを敢えてするのも勝手、それで出来たマップをくそみそに非難するのも勝手、気に入らない人は見なきゃいいし、悔しかったら自分で作れ! ということなのです。 欲しい情報はしっかりいただいて、あとは無視! これが極意なのでしょうか。
 そんなこんなで、本日そばマップ2007年版刷り上がったそうでして届けられました。 大した変わり映えはしないのですが、驚くなかれ版を重ねて”第13版”だそうでして、”むだ”とは言えない?努力?の山に敬意を表するものであります。 ”継続は力なり”といいますが、そういえばFAXサービスも何百回になるのでしょうか。
 ところでこのそばマップ、今回は少し余計に来ましたので、ご希望があれば原本を郵送いたします。 もったいつけて”原本”などとは言いましたが、B4サイズの厚紙です。送るとなれば、二つ折りになってしましますが大家さんが無理して郵送料を出してくださるそうですのでよろしかったらお申し込み下さい。 FAXサービスを送信なさる際に「郵送希望」とか「原本希望」とか、お任せいたしますので何か書いていただければ多分大丈夫だと思います。 送り先のご住所はハッキリお書き下さい、念のため。 
              どうぞ良いお年を。

 

                                                   そば黄門漫遊記PART1はこちらから>>


 行ってみたい人は、大家さん(株式会社 日本マイコンセンター山形)に山形駅前クラブ作成の【そばマップ2007年版】FAXサービスしてもらいますので、請求してください。 忘れられるかもしれませんが、タダですので文句を言っても相手にされません。

 



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