2016年6月4日(土)
日曜日は天気が崩れる予報だったので土曜日のうちに6月最初の一座に登っておこうと、高島トレイル最北の乗鞍岳に向かう。登山口は国道161号の滋賀と福井の県境にある国境高原スノーパークとなる。ここの峠は愛発越(あらちごえ)と言うそうで、平安時代から日本の大動脈であったようだ。ここが全長80kmにも及ぶ高島トレイルの北の入口である。スノーパークの入口は閉鎖されているので駐車場を使うことは出来ない。少し福井県側に行くと国交省の山中スノーベースがあり、その前の広くなった路肩に車を停めた。スキー場入口には高島トレイルの案内や登山ポストが設置されており、ここからスキー場を通ってゲレンデに入りリフト沿いを登って行く。リフト降り場まで来ると右端の方に高島トレイルの緑色の標識が見えた。
スノーパーク入口に立つ高島トレイルの案内
ゲレンデを通ってリフトの右沿いを登って行く
リフト降り場に到着
リフト降り場右奥のトレイル入口
ここから山道に入って行く。最初のうちはやや急でザレた道が続く。周りにはコアジサイの花がきれいに咲いていた。高圧線の鉄塔下で国道から直接登ってくる道と合流、徐々に高度をあげて行くとブナやカエデの雰囲気の良い森が広がってくる。駐車場所から1時間10分でP789に到着、小休止する。
コアジサイ
コバノガマズミ(たぶん)
ブナやカエデの林
P789から一端下り再び山頂に向けて登って行く。この辺りは風雪で南側に傾斜した低い木が多くなる。その木の中にヤマボウシの花が多く咲いていた。P789から30分で乗鞍岳山頂(865m)に到着。山頂横には利用目的のよくわからない建物が建っていた。430MhzでCQを出すと、彦根市のJP3NGU局他から声が掛かり山ランを終了。下山は同じルートを1時間13分で下った。これで高島トレイル上にあるすべての山ランポイントを終えることが出来た。
ヤマボウシ
山頂手前からの眺望、琵琶湖に浮かぶ竹生島
乗鞍岳山頂
下山中スキー場で出合った鹿に見つめられる
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