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冠山から寂地山と額々山へ

2015-11-25 | 山と無線

2015年11月22日(日)

 歩いたルート

 広島移動二日目は廿日市市吉和の冠山に登り、そこから山口県の県境を越えて山口県最高峰の寂地山と周辺の山にも登ろうと考えた。寂地山に登るなら南の寂地峡からが近いが、冠山もと考えたので東の潮原温泉の先にある汐谷の登山口から山に入る。

鉄製の橋には「冠山登山道」の標識が掛かっていた

 駐車場前の橋を渡ると、汐谷に沿ってなだらかな良い道が続く。その先で突然ガードレールが見えてきたかと思うと、地図にはない工事中の林道が現れるのでそれを越えてまた登って行く。その先の分岐で右は直登コース、左は狗留孫仏岩を経由するコースとなる。先ずは狗留孫仏岩を目指してやや急登して行く。狗留孫仏岩は数個の大岩があり、一番東の岩にはロープが掛けられていて上に登ることが出来た。

川には橋も架かっている

林道出合

分岐にあったテープ、登りには気がつかなかった

狗留孫仏岩が見えてきた

岩の頂上から、今日も雲海が見られる

こちらは目指す冠山

 狗留孫仏岩での展望を楽しんだ後は直登コースと合流し、一本道を冠山目指して登って行く。冠山山頂(1339m)には一等三角点があり、小広く岩などもあって腰を落ち着けて休むことが出来た。144や430でCQを出すが応答なし。144MhzのFMで入感していた広島市内の局にブレイクを入れて、安佐北区のJA4PFW局と交信することが出来た。

冠山山頂

山頂からの展望はこの程度

 冠山の次は寂地山へ向かう。途中の道は踏み跡はしっかりしており、テープなどの目印も十分すぎるくらいあるが、何カ所かある分岐にはほとんど標識の類はなく、コンパスと地図を見比べながら慎重に進んだ。山口県の県境まで来ると、松ノ木峠からの道に合流する。はじめは広島県と山口県の県境を、途中から山口県と島根県の県境を歩くことになる。寂地山の山頂近くまで来ると、道の両側に倒木を利用した道界が見られるようになる。春のカタクリの時期に花を保護するために置かれているのだろう。

広島、山口県境の松ノ木峠分岐

寂地山山頂付近の道

 寂地山山頂(1337m)は山口県と島根県の境界に位置し、両県の最高峰になるようだ。祠やベンチなどがあって休憩には良いところだが、展望は余りない。430Mhzで福岡県豊前市の犬ヶ岳に登っているJS1GRO局と交信した。

寂地山山頂

寂地山山頂

 本日の3座目は寂地山のすぐ北にある額々山(1279m)。寂地山からほんの少し戻ったところに標識があった。その先は今までの道と比べやや踏み跡も薄くなるが、目印もあり迷うようなことはなかった。額々山山頂の南側は大きな岩の壁となっており、岩の左側を巻いて登って行くと三角点があった。VUでは入感なく、7Mhzのアンテナを張って長野県小谷村移動の記念局8N0AZUMI局他と交信した。

額々山への標識

額々山山頂南側の岩壁

額々山山頂

山名プレートもあった

 この後東の広高山も予定にはあったが、ネットで調べていた額々山から北東に下るルートが見付けられず、来た道を戻ることにした。3県の県境付近には広高山への標識もあったが、時間的に遅くなりそうだったので諦めて往路を忠実に戻ることにした。冠山で小休止し下山すると、午後2時を過ぎてから登ってくる何人もの登山者と出会う。明るいうちに下山できれば良いがと気にしながら挨拶を交わし、午後3時過ぎ無事駐車場所に戻った。安芸太田町のグリーンスパつつがで風呂に入り、2日間の4エリア遠征を終えて帰京した。

コースタイム

7:15 駐車場 → 7:47 林道出合 → 8:24 狗留孫仏岩 → 9:18 冠山 9:39 → 10:47 寂地山 11:13 → 11:33 額々山 12:23 → 13:35 冠山 13:45 → 14:35 林道出合 → 15:02 駐車場

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