JM1XXLの移動日記

2019/12/31

今月初め、かつて住んでいた千葉県の町へ18年弱ぶりに行ってみた。盆と正月前に必ず行っていた土産物屋は健在。ただ当時かならず買って帰って好評だった物はもうない、尋ねたらずいぶん前に無くなったらしい。懐かしい別の物はいくらか買って帰った。
踏切近くの豆大福の店にも行った。午前中品切という話もあるので早めに行ったが十分間に合った。その日のうちに食べないと固くなってしまうが、帰宅は翌日夜となるが仕方がない。帰って食べてみたら少し硬くはなっていたが懐かしい味は変わらなかった。
住んでいた社宅は無くなってスーパーになっているのは事前にわかっていた。スーパーの屋上で電波を出せば18年弱ぶりの固定運用になる。ところがハンディ機の電源が入らない。バッテリー部分で接触不良。スーパーでアルミ製のおかずを入れる物を買い、切り取って応急処置。なんとか2mでCQを出したが応答なし。再び電源が入らずで終了。それでも久しぶりの固定運用は一応達成。いつかまた6mで電波出せたら。
社宅の前の公園、町内会集会所、幼稚園、小学校、皆懐かしい。ずいぶん歩き回った。小児科はその場所に無く、後で調べたらすぐ近所に引っ越したらしい。先生もご健在と思う。社宅の前に住んでいたアパートもそのまま。当時あった周辺の店は有ったり無かったり。ラーメン屋は休業中であったが中に人がいるのは分かった。また再開したら必ず行ってみたい。
駅周辺もいろいろ変わってしまった。ストリートビューだけではわからない。実際行ってみないとわからないのだ。

次の日かつて住んでいた神奈川県にも行ってみた。36年ぶりになる。小田急線で駅に降りて横のOXでよく買い物したものだ。後はずいぶん変わってしまっている。バイトをした本屋は無いが、その跡らしい建物はあった。酒屋も無く、床屋も無い、電器屋はあった。坂を上がって下がって上がって曲がった所、下宿先の前の公園はきれいに整備されている。大家さんの家はあるが廃屋となっている。下宿先の離れはストリートビューでは陰になって見えないのだが、よく見るとなんと住んでいた建物は存在した。当時過ごしていたあの場所を再び見ることが出来て感無量。大家さんは当時でも高齢であったので今ご健在であればギネス級になる。娘さんも現在は相当な高齢となるのでどうなのだろうか。
よく行った小田急沿線の駅も行ってみた。本厚木駅。本屋以外はまるで分らない。本屋の2階で地図を見ていたのを思い出した。町田駅。古本市がデパートであったがデパートは無い、古本屋も無くなった。よく行った新刊本屋も無くなった。小田急相模原駅。降りてもまるで分らない。海老名駅、厚木駅は降りていないがずいぶん都会になった。駅の立ち食いそばにはお世話になった。箱根そばを久しぶりに食べたがこんなにおいしかったのかとびっくり。
元々は家族と旅行のつもりであったが、どうしても外せない用事があったため自分探しの一人旅となった。ストリートビューで見ることはできても見えないものもある。これで終わりではなく、また必ず行ってみようと思う。
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