映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『スリザー』

2007年12月20日 | Weblog
よい

ジェームズ・ガン 監督
ネイサン・フィリオン、エリザベス・バンクス、マイケル・ルーカー、グレッグ・ヘンリー、ブレンダ・ジェームズ、タニア・ソルニア、ジェナ・フィッシャー、ロイド・カウフマン、ロレーナ・ゲイル 出演 声の出演 ロブ・ゾンビ

アメリカ南西部のとある街。街の有力者・グラントは、昔の女友達のブレンダと一緒に飲んだ勢いで森へと赴き、異様な物体を発見する。するとそこから何かが飛び出し、グラントの腹を突き刺すと、体内へと侵入した。その後街では不審な事件が続発。グラントは不可思議な行動を取るようになり、ブレンダも失踪してしまう。警察署長のビルは妻スターラの協力をあおぎ、グラントを容疑者として捜査するが……。

ホラー・コメディ。
この作品に怖さを求めてはいけない。
恐怖映画への愛と、笑いがこめられた作品なのだから。
宇宙生物が人間に憑依して、憑依された人間はゾンビ状態になってしまう。しかもこれまでに憑依された生物たちの記憶が残り、なおかつ人間の意識もあるという複雑な設定が、案外あっさりと描写されている(笑)。

あなたはどのような感情を持つだろうか ?
ほのかに恋心を寄せている人妻が、目の前で鬼の様相をして血だらけで人間を串刺しにするのを見たら(笑)。

女性客を意識したのか、出てくる男が徹底的にダメ人間。

エンド・ロールが流れても席を立たないこと。映画好きへのサービスも忘れていない。


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