映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ハリウッドランド』

2008年06月13日 | Weblog
ふつう

アレン・コールター 監督
エイドリアン・ブロディ、ダイアン・レイン、ベン・アフレック、ボブ・ホスキンス、ロイス・スミス、ロビン・タネイ 出演

1959年6月16日、TV版「スーパーマン」シリーズの主演俳優ジョージ・リーブスが殺害された。私立探偵ルイス・シモは事件の真相を追う過程で、映画会社の重役の美貌の夫人とジョージとの情熱的な恋や、ジョージの秘められたコンプレックスなどを次々と暴いていく。事件解決は時間の問題と思われた。しかし、彼はまだ知らなかったのだ。ハリウッドにおいて《真実》と《正義》を求めることがいかに困難で危険なことかを……。

ひょっとしたらハード・ボイルドの大傑作になりえたかもしれない作品。
ハリウッドという異常な世界、その中で生きていく個人の孤独と苦悩、そこあたりはきちっと描かれていて好感がもてる。細部にこだわり、ガムをかむ探偵などの主人公像もよい。

しかし、犯人探しの部分があいまいなのと無駄に長いところが足をひく。

いちどは観てもいい作品。


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