映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『メカニック』

2013年01月01日 | Weblog
よい

サイモン・ウェスト 監督
ジェイソン・ステイサム、ベン・フォスター、ドナルド・サザーランド、トニー・ゴールドウィン、ジェームズ・ローガン、ミニ・アンデン 出演

決して殺人の痕跡を残さない正確無比な仕事ぶりで“メカニック”と呼ばれる殺し屋、アーサー・ビショップ。雇い主から新たに示されたターゲットは、彼の親友ハリーだった。それでもプロに徹して仕事を遂行したアーサー。後日、ハリーの葬儀に出席した彼は、ハリーの息子で荒んだ生活を送るスティーブと再会する。父を殺した犯人に復讐がしたいと血気にはやるスティーブを放っておけず、彼を助手として受け入れ、殺し屋としてのノウハウを叩き込んでいく。ハリーの死の真相がいつ露見するかも分からない上、未熟なパートナーが出来たことで、ミッション遂行に余計なリスクがつきまとうことになるアーサーだったが……。
ストーリーはallcinema より
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338944





バレないように殺す、地味に殺すというコンセプトはおもしろい。

ドナルド・サザーランドの殺害を主人公に依頼する根拠が弱すぎて、ここでついていけなくなる人が多数だと思われる。しかもそれがハッキリ嘘だとわかるところ(空港での出会い)がまた安易すぎる……。

しかし、依頼を黙ってこなしていればすべてうまくいくはずの師匠と、ダメ状態からすくわれてなおかつ命までも助けてもらった弟子との味わい深い緊張感がよくできている。

『パッション・プレイ』

2013年01月01日 | Weblog
ふつう

ミッチ・グレイザー 監督・脚本
ミッキー・ローク、ミーガン・フォックス、ビル・マーレイ、ケリー・リンチ、リス・エヴァンス 出演

トランペット奏者のネイトはマフィアのボスの女房に手を出して、命を狙われるハメに。砂漠で命を落とすはずが、偶然助かり電話を借りようと、サーカスへたどりつく。そこで出会ったのが……。





ミッキー・ロークもビル・マーレイもやる気のなさそうな演技をず~~~っと続けている。

ビル・マーレイがミーガン・フォックスに惚れている部分とそうでなくなった部分とのつながりが悪い。

メインの三人が簡単に恋に落ちる(笑)。

『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』

2013年01月01日 | Weblog
よい

ジョゼ・パヂーリャ 監督
ヴァグネル・モーラ、アンドレ・ハミロ、イランヂール・サントス、ペドロ・ヴァン=エウド、マリア・ヒベイロ、サンドロ・ホーシャ、ミリェム・コルタス 出演


リオデジャネイロ。ナシメント隊長率いる警察特殊部隊BOPE(ボッピ)はギャングとの戦いを続けていたが、一方で容赦ない活動が人権派からの非難の的となり、ついにナシメントは隊長職から外されてしまう。一方、BOPEによりギャングは弱体化したものの、スラムでは悪徳警官たちが《ミリシア》と呼ばれる武装組織と化し、上納金徴収などの違法行為を始めていた。政治権力とグルになったミリシアは次第に勢力を強め……。
ストーリーはwowowより
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/022795/





『エリート・スクワッド』の続編にあたる作品。単純にエリート・スクワッド2というタイトルにしてくれれば素直に楽しめるのに、サブタイトルのつけかたが変なために混乱を招いている。おかげでレンタル店で同じ物を二度借りた(店員さんが間違えてケースに入れているのだよ)。

ボッピのことが知りたければ本作よりも前作のほうがいい。

展開の早さは本作もあいかわらずいいが、どちらかというとこちらはブラジルの政治をはじめとするさまざまな社会の腐敗の深さが強調されている。