映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『カンバセーションズ』

2007年09月22日 | Weblog
カンバセーションズ - goo 映画
ふつう
ハンス・カノーザ 監督
ヘレナ・ボナム=カーター、アーロン・エッカート、ノラ・ゼヘットナー、エリック・アイデム、ブライアン・ジェラティ、ブリーアナ・ブラウン、オリヴィア・ワイルド、トーマス・レノン、セリナ・ヴィンセント 出演

マンハッタンのクラシカルなホテルのバンケット・ルーム。そこで開かれたウェディング・パーティで、少し場違いな雰囲気を漂わせ、退屈そうにしている彼女。おもむろに席を立ち、タバコの吸える場所を探し始めた彼女をじっと見つめる彼。やっとホールの隅に居場所を見つけた彼女に、彼が近付く。「招待客の男とワケありなの」。「聞きたいな」。「退屈な話よ」何だかくすぐったい会話で、まるで初対面のように振る舞う二人だが…。

デュアル・フレームといって画面を真ん中で二分割して見せるやり方は新しいが、うまく使いこなせていない。目が疲れるほうが多い。

日本では十年ぶりに会うふたりと紹介されていることが多いが、作品を観ると学生時代に知り合ったふたりが30代に再会しているわけだから、どう考えても二十年ぶりのはず。英語の公式サイトにもそう書かれていた。

私の持論、「男はすべてバカでスケベでガキンチョだ(含む俺)」の実証映画(笑)。
エレベーター、メッセージ、立ち聞き、でそれを証明している。

だがセックスの話を最初に持ち出したのは女性のほうで、それを期待してわざわざロンドンからニューヨークに来たことは、途中でわかる。

どうもこの監督(男性)の女性に対する思い込みがにじみ出ているような気がする。

当然会話が満載だが、英語力がなくて楽しめなかった。