美味しさをもたらしてくれるのは、舌や脳だけだと思われていますが、「人を幸せにするのは胃袋である」と医学の基礎をきずいた、カナダのウイリアム・オスラーが言った言葉です。
食事をとったときの、満足感、幸福感というのは、胃が脳にシグナルを伝えているそうです。
そのことで、胃は生きる喜びを創る臓器ともいわれます。
食べ物を美味しいと感じるのは、胃で創られるホルモンによるものだそうです。
胃がんで、胃を全摘出した方は、ある感覚を失うそうです。
ビールが好きな人がいて、手術後半年してから、ビールを飲んでもいいか医者に聞いたところ、飲んでもいいということでしたので、飲んでみたら、美味しくないのです。
また、お腹が減ったという感覚も失ってしまうそうです。
ですから、時間が来たから食べないといけないという感じで、食事をとるということです。
胃を全摘出した人は、食欲だけでなく、食べる喜びも失ってしまうということです。
このことは、胃が単なる消化器官ではないということです。
胃はグレリンというホルモンを分泌する内分泌器官です。
グレリンはは1999年に発見されたホルモンです。
グレリンは9割以上が胃で創られるそうです。
グレリンは、ただ単に食事を促すだけではなく、食事に伴う幸福感のシグナルを脳に伝えるということをしているそうです。
脳の報酬系に伝え、ドーパミンが分泌され、幸福感を得るという構図になっています。
胃が無くなると、これが出来なくなるため、食欲と食べることでの幸福感が無くなるということです。
また、胃は心を写す鏡でもあります。
ストレスをかかえると、胃が痛くなったりもします。
メンタルの低下により、胃の状態も悪くなったりします。
胃がいい状態ということは、幸福のバロメーターと言えると思います。









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